発展を遂げるエチオピア | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

3年ぶりのエチオピアのアジスアベバです。初めてエチオピアの大地を踏んだのは25年以上前のことです。エチオピアの飢饉はまだ深刻で、地方に行きますと、やせ細った子供や老人が右往左往していました。そしてダニやノミのラッシュのホテル・・・・現在では夢のような過去となりました。

 

おそらく中国に次ぐアフリカの中ではナンバーワンの都市の発展度の高のがアジスアベバかもしれません。これまで10回近くアジスアベバの町を見てきましたが、これほど毎回変わっていく都市は珍しいと思います。

 

また私は行き始めたころのエチオピア航空は5機ほどの飛行機を乗り回していましたので、国内線はいつ来るのか、いつ飛ぶのかわからない日々、そして空港ターミナルも存在せず、掘っ立て小屋のような建物かブンナペット(コーヒーや)があるだけで、何時間も待つことはざらでした。

 

それが現在はエチオピア航空はアフリカ大陸だけでなく、ヨーロッパやアジアに航空網を伸ばし、日本にまで週に4便も飛んでいるのですから驚きです。そしてかつてのボロボロのエチオピア航空の機種は一掃され、テレビ画面も3Dを取り入れた最新式の機材も使用しています。

 

仕事ぶり、走る姿はアフリカではあまり見ることのない光景です。日本を発展させてきた日本人の勤勉さと近いものをエチオピア人に感じます。お隣のエリトリアとソマリアとも国交を回復し、エチオピア航空が飛ぶようになりました。今後に期待も持たれます。

 

しかし、文明病と言われる糖尿病やガン患者が急増しているのも事実です。いや病院に行く人が増えたので、病名が分かってきたという原因ももちろんあることでしょう。