三和 導代 です。
昔、社会の教科書の方で必ず、世界四大文明の発祥の地として必ず登場したのが、チグリス、ユーフラテス川です。
両川はイラクで合流し、ペルシャ湾に注ぐ川です。何ともロマンあふれる地でありますが、争いが絶えない場所でもあります。報道によれば、イラクの各地で遺跡が破壊され、世界の宝が失われているようで心が痛みます。
私はイラクを訪れましたのはもう20年以上前のことで、フセイン大統領の時代でした。国境でエイズ検査もありというので、日本から注射器を持参した面白い体験があります。当時はアメリカからの制裁により医薬品が不足、食糧も毎日同じメニューの連続だったことを覚えています。
しかしそれに反してイラクの遺跡は手つかずで、全く観光かされておらず、特にウルのジグラット(ピラミッド)やアブラハムの家など感激の連続でした。
今はどうなっているのでしょうか。世界の歴史遺産を無残にも破壊する勢力は一体いつまで続くことでしょうか。