バレエ鑑賞 シルヴィ・ギエム ファイナル | ★青木パパの主夫だけど足つぼ師

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青木武紀 1968年生まれ
漫画家の妻、長男23歳と長女21歳を育てる。あっという間に主夫歴25年。家族、家事、猫の話題中心です。

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アオちゃん

奥さんとデート。

体調悪いのにデート。

今日でバレエ界の女王、シルヴィ・ギエムが舞台から引退しますえーん
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初めてギエムのバレエを観たのは妻の付き合いで15年程前。

バレエの事なんか何も知らない僕でしたが、彼女の手足の長さを生かした可憐でダイナミックな踊りにすっかり魅了されてしまいました。


それからは、新作が出るたびに来日時はもちろん、パリや韓国にまで妻と一緒に追っかけする程に。


ギエムといえば「ボレロ」バレエ

モーリス・ベジャールの振り付けでジョルジュ・ドンが踊る映画「愛と悲しみのボレロ」のあれです。

ジョルジュ・ドンの踊りは情熱的で男臭い踊りでしたが、

ギエムの踊るボレロは流線的で浮遊感漂う踊り。
観ていてウットリします。


どちらも素敵なボレロルンルン


ジョルジュ・ドン没後、モーリス・ベジャールがギエムに踊る事を許可したのも頷けます。踊れるのは彼女しかいない。

近年、モーリス・ベジャールが亡くなり、東京バレエ団の上野水香さんを筆頭にボレロを踊るダンサーが増えたが、申し訳ないがギエムには遠く及ばない。


そんなボレロも今日で見納めです。
観る方も気合いが入りますメラメラ
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風邪ひいても薄着で勝負!




静寂から始まりました。
「ボレロ」。

オープニング、
しなやかな手の動きに釘付け。

中盤、
足の長さを生かした動きにため息。


終盤、
昔は疲れた表情なんか出しもしなかったのにキツそうだ。
キレも悪くなってきている・・
若くエネルギッシュに見えてもギエムも歳なんだね・・
疲れを見せる自分が許せなくて引退を決意したのかもしれない。
そう思うと泣けてきた。
数々の思い出もよみがえってくると
もっと泣けてきた。

ラスト、
夫婦で大泣きえーんえーん


お疲れ様、シルヴィ・ギエム。


素晴らしい踊りをいままでありがとう!
心から感謝しています。

そして、誰よりも日本を愛してくれてありがとう!




本日、ギエムはジルベスターコンサートでカウントダウンに伴いボレロを踊ります。踊る環境が違いすぎてボレロの良さが半減すると心配ですが、ギエムの素晴らしさは伝わると思われますので、興味のある方は最後のギエムを観てください!テレビ東京です!