今回は、青柳碧人さんの『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』を読んでみました。


『むかしむかしあるところに、死体がありました。』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』が面白かったので、今回もサッと手に取り、買っていました。


でも、こういうシリーズ作品ってマンネリ化する可能性高いですよね…。


果たして、今作どうなるのか・・・?


それでは、詳しい感想をどうぞ!


ダウンダウンダウンダウンダウン
 

想像してみてください。前作と同じノリで読んでいたら、違った展開を見せられ、一気読みしてしまった満足感たっぷりの自分を


いやー、ひとこと言わせてください。


マンネリとかほざいて、すみません。


そして、やっぱり大好きです。

このシリーズ大好きです。


大事なので、もう一回懺悔のつもりで言います。


大好きです。

 


なぜ、私がここまで言うかというと…


昔話が舞台なのは変わらないのですが、前回とお話の作り方のアプローチが全く違うのです。


昔話×タイムリープであったり…

まさかの昔話と昔話のコラボがあったり…


これは青柳碧人の引き出しの多さを感じさせるほど。


そう来るかーと唸ります。


誰ですか?

こういったシリーズはマンネリ化するって言ったやつは?


そう思って手を出していない方がいたら、もったいないです。


ちなみに、今作は

①    かぐや姫が舞台の竹取探偵物語
②    七回目のおむすびころりん
③    わらしべ長者が舞台のわらしべ多重殺人
④    真相・猿蟹合戦
⑤    猿六とぶんぶく交換犯罪

の5話が収録されています。


私個人的には、『七回目のおむすびころりん』『真相・猿蟹合戦』『猿六とぶんぶく交換犯罪』は面白い~とニヤニヤしてしまいました。


前作よりも、比較的読みやすく、若い人により寄り添った内容になっている気がします。


『むかしむかしあるところに、死体がありました。』を読んだ方も、読んでない方も、今作はより面白くなっているので、気軽に読んでみてください。


そして、どのお話がよかったのか教えてくれると嬉しいです。