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​ストレスフルで生きにくい社会ですね


みなさまはモヤモヤしたりイライラしたりしたとき、どのように処理していますか?

X(旧Twitter)の鍵垢で愚痴ったり、「旦那○スノート」みたく掲示板に書き込んだり、知り合いに延々愚痴る人もいることでしょう。

しかし、果たしてそれは安全な行動なのか。

改めて考えてみてください。鍵垢は実は知識さえあればできてしまうのです。そしたら「あいつかぎあか持ってるぜ」と知られるだけで心象が悪くなりますし、痛くもない腹を探られてしまいかねません。掲示板はあっという間にレスバ(=レスバトル)に発展してしまいます。最後に愚痴はひょんなことから噂で広がってしまうリスクもあります。

じゃあどうするか。

「王様の耳はロバの耳」よろしく便利な井戸もあるわけもなく、現代人の私たちはこのフラストレーションを発散すればいいのか。


以下に、その解決方法をご紹介しますね。



書くことで瞑想のように心がすっきりする、というのが結論。

ノートに正直な気持ちを吐き出すことで、自分の現在の感情から現実を切り離すことで、自分を俯瞰して観察できる、とのことです。

はて、それはつまりどういうことなのか。ゴリッゴリに噛み砕いて書きますと以下の通りです。




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すっきりする!



つらいこと、悩みごと、ネガティブなことを書き出すことで、そのつらいことが客観視されて「あれ、私の悩みってこういうことだったんだ」と整理されます。そして幸福感が上がることもこの本に書いてあります。

つまり書く瞑想とは、心の言葉、感情、考えていることを全てノートに書き出す作業のことをいうのです。


ここで疑問に思う人もいることでしょう。

なぜノートなのか。

スマホなんて全人類のほとんどが持ち歩いていて便利なのに、どうしてわざわざノートなのか。

それはズバリ、手書きを通した「内臓感覚」を大切にするためです。

内臓感覚、というと難しいように聞こえますが、つまり手書きをすることでダイレクトに心の本音に触れられる、ということなんだと思います。

手書き=内臓感覚を通して自分の価値観を深掘りしていきましょう、と、著者は述べているのでしょう。


とはいえ個人的な意見としては、別にスマホやタブレットでもいいんじゃないかなと思うのです。

ツールにこだわるより書くこと、そして書き続けることが大切です。


モヤモヤを書いて、書いた内容を整理して、気づきを得て、実行する。これを繰り返す。

これを続けていくことで、モヤモヤの本質が見えてきて、自身の改善点も発見されていく。



ちなみにこの本には具体的な「書く瞑想」メソッドが書かれているのですが、それを書くと長くなるので割愛します。それは読んでからのお楽しみ。



私たちに必要なのは、本音を話せて秘密を守ってくれる「相談相手」です。

それこそノートであり、あるいはスマホだったりタブレットだったり、自分にしか見れない秘密のページなのでしょう。


……と、ちょっと真面目に締めまして、今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!








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