真面目が一番

って某ありさんマークの会社のCMで言っていましたね。

というわけでごきげんよう。みなさんは「真面目だね」と言われたことはありますか?私はよく言われますが、同時に「ぽんぽこっていつも適当だから信用できない」とも言われます。どっちなんだよ

通説でも、日本人は真面目な人が多いと言われていますね。真面目にコツコツやれば必ず報われる、みたいな。そんなの嘘っぱちだ!努力はいつも渡したちを裏切るんだ!と思われる人も多いかと思いますが、そういう人ほど真面目に頑張っている印象です。私の周りの本当にテキトーな人間は「努力?そんなことより美味いラーメンでも食おうや」みたいなこと言って、本当に美味いラーメン屋につれてってくれます。そう。テキトーな人間はなぜか美味しくて安いお店を知っているのです。あれ、なんなんでしょうね。真面目にぐる〇びで調べるのがばかばかしくなってきます。ん?もしやぐるなびで的確なレビューをしている人ってテキトーな人間が多かったりするのか?そんなわきゃないか。

 

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というわけで、今回は「いかにテキトーに生きるか」がテーマです。教材はphaさんで「しないことリスト」です!

 

 

著者は元「日本一のニート」のphaさん。今はさまざまな著作を出版しているので、文筆家としても高名ですよね。

 

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この本のテーマは、「無理に働き者にならなくていい」です。

真面目だとか働き者だとかって一見いいことに感じられますが、一概にそうとは言えないんですよね。真面目も過ぎれば体を壊すだけですし、最悪命に係わることもあります。なにより、自分を大切にできない人って他人を大切にできないことはよく知られています。そう、真面目だとか働き者だとかって、別に偉くはないんですよね。

真面目に生きて体を壊すくらいなら、いっそ後悔しないように好きなことをして生きる。それが一番なのです。

 

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具体的にどうすればいいのか、というわけで、いくつか例を挙げようと思います。

 

1 寝る

うーんシンプル!

まあこの世の中に、自分を犠牲にしてまで頑張るべきことって実は多くはないんですよね。というか、「自分が休むと仕事が回らない……」みたいな企業って、よくよく考えたらヤバイわけです。不健康です。逃げたほうがいいです。

ちなみに著者いわく、睡眠とはタダでできる娯楽なのだそう。休日なんか無駄に寝ていても大丈夫なんです。だって娯楽なんですから。ソシャゲやYouTubeと同じですし、なんなら課金やスパチャがなくて生産的じゃないですか。

「だるい」「かぜっぽい」などなどは体からのSOSと受け取り、早めに休むのが吉なようですね。「眠りを大事にして生きよう」と著者も言っています。疲れたら寝ましょ。お布団はわれわれを裏切らない!

 

2 全部自分のせいにしない

ようするに「自己責任が100%」なんてことはあり得ないし、あんまり深く考えずに生きていこうぜ!ということですね。

自己責任なんてまったく存在しないわけではありませんが、せいぜい50%くらいだと著者は言います。ほかは「自分ではどうしようもなかったこと」。なので失敗してもぜんぶ自分のせいなんかではないのです。外的要因が50%もあるんですから、考えすぎずに生きていきましょ。

ただし、「私はミスをせずに仕事をする主義なんだ!」という信念は素晴らしいですし、著者も否定はしていません。ただ、それを完璧に実行しなくても大丈夫なのです。まして気落ちなんてしなくていいのです。

 

似ていることで、著者は「約束なんて守らなくてええんやで」なんてとんでもないことを言っています。人と会う約束をしても、どうしても行きたくなかったら休んでよし。もちろん連絡なしにドタキャンするのはどうかと思いますが、「約束は絶対じゃなくていい」と考えていたほうが気が楽ですよね。

ということで、行きたくない飲み会もイベントも行かなくて結構!「なんか行くのやだな」「ちょっとやりたくないな」と思ったことはやらなくていいのです。人間関係?無理に付き合ってストレス抱えるほうが問題でしょうに!

そして約束を破った自分を責めないでください。破ったとしても自己責任は50%。あと50%は行く気力を削いでくる疲れのせいです。そしてその疲れは、仕事のせいです。さらに仕事で疲れるのは、疲れさせてくる上司同僚部下のせいです。こいつらがいなければ万事うまくいくはずだったのです。な?楽になったでしょう?

 

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最後に大事になるのが、崇高な理念について。

先ほども書いた通り、完璧主義は決して悪いことではありません。完璧に仕事をこなしてくださるみなさまのおかげで私たちは快適な生活が送れているわけですし、毎日実直に働いてくださるみなさまには足を向けて眠れません。

だけど、崇高な理念だけでは何事も長続きしないのです。

「世のため人のために働かなくちゃいけない」「ミスしないことが社会人の基本だから」とがんじがらめに考えていても、ほかでもない自分を大切にしなければいつか壊れてしまいます。それでほかの人に迷惑がかかるならまだいい方、もしそれで自分が壊れてしまったら元も子もなくなってしまいます。

そのために大事になるのが、「しないこと」なのです。

自分のより良い生活、よりよいお仕事のためになにを「しない」と決めるのか、それが何事も大切なんですよね。もちろんその「しないこと」は自分のことを第一に考えて決めてください。

しないこと。たとえば過度な友達づきあい。たとえば面倒な飲み会。あんまりにも自分に合わないなと思ったら、お仕事さえしなくていいのです。

 

ともかく自分さんを第一に考えましょうね。ということで今回はこのへんで。お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

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以下リンクです。

 

Amazon.co.jp: しないことリスト eBook : pha: 本

 

 

内容

これが、ラクを極めた人の「頭の中」。所有しない、努力しない、期待しない…。本当はしなくてもいいことを手放して、「自分の人生」を取り戻そう。仏教の教えや哲学者の言葉などを引用しながら提案する「ラクしたい人」の脱力系自己啓発書!