にゃにゃにゃぁん!!

訳:愛でろこの野郎!

 

というわけでごきげんよう。さて、みなさんはネコチャン派ですか?それともイヌサン派ですか?私は普段はげっ歯類派なのですが、ねこも犬も大好きです。というより、もふもふした動物は基本なんでも好きです。ハムスターみたいな小さいものから大型犬までなんでもいけます。あ、でもハダカネズミは悩みますね……あいつ毛がないですからね……

最近の傾向としてはネコチャン派が多いイメージですよね。本屋さんとか行ってもすごい数のねこ写真集が陳列されていますからね。岩合光昭さんみたいな大物ネコチャン写真集も有名ですし。ネコチャン派で知らない人はいないんじゃないんでしょうか。

(それにしてもどうして岩合さんの写真集ってあんなに高額なんでしょうね。欲しいんですがなかなか手が出ません。くっそー)

 

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じゃあどうしてねこってそんなに人気なのか?もしかしてねこってものすごく健康に良かったりするのか?ネコチャンアンチエイジングとかあるのか?

そう疑問に思って本屋さんをぐるぐるしていると、やっぱりありました。ねこ啓発の本が。その名もずばり、樺木宏さんで「幸せになりたければねこと暮らしなさい」です!

 

表紙がすでに天使

 

眉間をなでなでしたくなる可愛さですよね。肉球ピンクなのもポイント高いです。やっぱりもふもふって最強ですね。どうしてもふもふの寝顔ってこんなに可愛いんでしょうね。

 

ちなみにこちらは新装版で、旧版はこちら。

 

 

こっちはこっちでかわいい!真剣にぼんやりしたねこってどうしてこんなに可愛いんでしょう。なでなでしたくなる可愛さですよね!

 

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さて、ねこ啓発とはなんぞや。この本ではこう定義されています。

 

ねこと暮らすことにより人の潜在的な能力が引き出され、精神面も成長すること。またはその効果。

 

つまり「ねこと暮らすことで自己啓発しちゃおう」ということですね。

この定義からもわかるとおり、ねこと暮らすことはメンタルヘルスによく効くそうです。本当かよ、と思いつつ、実際ねこと暮らしている身としては分かるような気もするんですよね。だってねこを撫でるだけで癒されますから。ゴロゴロ言ってくれればなお幸せです。これ、ねこ飼いの人ならどなたも共感してくださるんじゃないでしょうか。

 

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じゃあ実際どのような効果があるのか。ある一例を挙げてご紹介します。

 

まず、ねこを眺めて「かわいいなあ」と思うことで、セロトニンなどの幸せホルモンが分泌されるそうです。これはアニマルセラピーなど、実際の医療現場でも導入されていることなので、みなさんも納得してくださると思います。

例えば、ねこはごはんの催促で朝早くに起こしてきます。だから早起きになり、規則正しい生活を送れるようになる。またなでなでのリズム運動がホルモンの分泌に一役買う。さらに、ねこは時として思いもよらないおバカな失敗をします。それを見てちょっとクスっときて、あっ可愛いと思う。これもまたストレスにてきめんです。

これがねこと暮らすことによっておこる幸せの理由なのだそう。

 

また、ネガティブや不安になったらねこのことを考えるのもよいそうです。

だって上記の通り、ねこって可愛いじゃないですか。ねこのことを考えるだけで幸せになれるじゃないですか。そうするといつも暖かな気持ちで過ごせます。著者曰く、人は一日で万6万個のことを考えるそうです。となると、なにかにつけてねこのことを考えているだけで、一日3万回ねこのことを考えている計算です。ねこのことを考えているだけで幸せになれるなら、一日で3万回も幸せになれている計算です。ほら、不安が半分になったでしょ?

 

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さて、ここでねこと暮らすためのコツを一つ。ずばり、「ねこのイエスマンになること」です。

ねこが撫でれと言ったら最優先で撫でましょう。家事?仕事?そんなもんねこを前にしたら些事です。ほら、目の前でおなかを見せて「撫でて♡」と訴えるねこを前にして、仕事のこと考えてられます?って話ですよ。

それに、ねこを叱るなんてもってのほかです。叱ったらねことの信頼関係が揺らいでしまいます。怯えてしまうかもしれないし、最悪、敵と認定されて嫌われてしまいます。そんなの悲しすぎる!なので、ねこがいたずらをしても「あーあー」くらいで済ませましょう。第一ねこは賢い生き物なので、特にしつけなくても支障はなにもありません。なんならお小言を聞き入れてくれるねこなんていないんじゃないでしょうか。

 

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とまあ、ここまで書いてきましたが、ここからは所感です。

この本はねこと暮らすことをプッシュしていますが、ねこ嫌いの人が無理にねこを飼う必要はないと思っています。中にはねこを「気持ち悪い」と思う人も少なくないですし、圧倒的に犬派という人も多いでしょうし。

私としては、自分の好きな動物と暮らすことをおすすめしたいです。中には犬のようにしつけのいる動物もいますし、モルモットのようにやたらうるさいのに繊細な動物もいます。私の妹はうさぎを飼っていたのですが、エリザベスカラーによるストレスが原因で亡くなってしまいました。それだけ繊細な動物も多いです。

それでも、好きな生き物を愛でている時間って、なににも代えられない至上の幸せです。

動物が嫌いでないよ、という方は、一度動物と暮らしてみることをおすすめしたいです。本当に生活が変わりますし、価値観も変わります。比喩でもなんでもなく、うちの子至上主義になります。画像フォルダはうちの子でいっぱいになります。そして容量が足らなくなります。写真集なんか作っちゃったりもします。本当です。

 

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と、ここまで動物愛を爆発させてきましたが、みなさんがちょっとでも動物に興味が出てきてくれれば幸いです。

それでは本日はこの辺で。お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

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以下リンクです。

 

幸せになりたければねこと暮らしなさい[新装版] | 樺木 宏, かばき みなこ |本 | 通販 | Amazon

 

 

内容

◆保護ねこたちと暮らす出版コンサルタントが書いた初の「ねこ啓発」書。シリーズ9万部突破・装い新たに再発売! (内容は同名タイトルの初版と同一です)

◇ねこ啓発【ねこけいはつ】とは──
ねこと暮らすことにより人の潜在的な能力が引き出され、精神面でも成長すること。またはその効果。

(目次)
序 章 人生で大切なことはすべてねこが教えてくれる
第1章 なぜ、「ねこ」は健康にいいのか?
第2章 ねこと暮らすと「自分らしさ」を取り戻せる
第3章 一流の人は、なぜねこと暮らすのか?
第4章 幸せをくれるねことの上手なつきあいかた