絶景かな!
絶景。
それは人を魅了してやまないもの。
日本が誇る絶景といえば日本三景の松島、天橋立、宮島。世界に目を向けると世界三大瀑布のヴィクトリアの滝、ナイアガラの滝、イグアスの滝。夜景だとナポリと函館(日本ランクインおめでとう!)と香港。男子の心くすぐる絶景といえばブラチラ、パンチラ、へそチラ(※個人差あり)。
何がともあれ、世界にはたくさんの絶景があるのです。ちなみに私はどこにも行ったことありません。いつか行ってみたい憧れの地ばかりですね。
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さて、今回は日本が誇る絶景をまとめた写真集をご紹介します。そう、「絶景本棚」シリーズです!
書影からたまんねェ〜!!
そう!この本は我ら読書家が一度は憧れる「本にあふれた部屋」の写真のみを集めた、需要一点集中型のマニアックかつニッチな写真集なのである!
皆様も一度は憧れたことでしょう……
部屋の壁面を全て本棚にし、何なら図書館の閉架書庫のような可動する本棚を敷き詰めて、床にはどさっと本とか積み上げちゃったりとかして、何なら廊下やトイレ、キッチンやら脱衣所にまで本を浸食させちゃったりして!
まさにドリーム!我らが夢!
だけど現実は切ないもの。本を置きすぎて家主に怒られ、どでかい本棚を置くスペースもなく、欲しい本を無限に買える資金力はなく、ていうか地震来たら死んじゃうし。怖いし。
ちなみにわたくしの蔵書数は1700オーバーといったところですが、すでに命の危機を感じるレイアウトとなっています。まあそれでも性懲りも無く増やすんですけどね!
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閑話休題。
皆様はどんな本棚がお好きですか?
百科事典や洋書のような見目麗しい本が整然と並んだインテリア重視の本棚?
それともシリーズや背表紙ごとにきっちり分類された文庫がぎっしり詰まった几帳面みのある本棚?
はてまたインテリアやら几帳面やら全てぶん投げて己の欲望のまま本を詰め込みかつ本棚から溢れかえってしまった無計画な本棚?
魅力的すぎる。どの本棚も魅力的すぎる。たまりませんね!
そして中身、収集された本についてもポイントです。
漫画も文芸書も節操なく集める人。
稀覯本や古書をこだわり持って収集する人。
なぜか辞書ばかり集める人。
みなさんと収集傾向が似ている本棚もあるかもしれません。私は無節操タイプなので、こういった人たちから怒られてしまうかもしれませんが……。
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せっかくなので一部をご紹介。こちらはAmazonの試し読みでも見れるもので、京極夏彦さんの本棚です。
このページではわかりにくいですが、本棚のいたるところに妖怪グッズがたくさん飾られています。さすが妖怪博士の京極先生です。それにしても壁面いっぱいの妖怪本!これは京極先生ファンでなくともお邪魔してみたいものですね!
他にも皆さまも知る文豪ですと荻原魚雷さんや北原尚彦さん、新井素子さんも掲載されています。もちろん他の蔵書家さんたちも圧巻ものです。ていうか紙面からの圧迫感がすごい。圧です。
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最後になりましたがこちら、我らが御用達「本の雑誌」という雑誌の、「本棚が見たい!」という連載をまとめたものです。
とにかく単行本化が待ちきれない!とにかく多くの絶景に触れたい!という方で本の雑誌を買っていない方はぜひお手にとってください。何なら定期購読したっていいんです。そして目指せ!我らも絶景本棚作り!
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以下リンクです。
内容
スタイリッシュ、すっきり整然、床積み、魔窟に野放し系etc.。趣味も専門もバラバラな34人の最強の本棚模様。あの人はあの本の隣に何を並べているのか。気になる本棚の中身にクローズアップした写真が満載です。背表紙読書をご堪能ください。