コロナ罹患から3週間が経った。

この時期、毎年あまり調子が良くないようだ。しかし明らかな不調というわけでもない…こういう時は、日記が役立つ。

『コロナ後遺症』という言葉があるだけで、私もそうだろうか?と心配になるが、1年前の今頃の日記を読んでみると…


『倦怠感続く。が体を温めると治った!』

『鼻の奥がツンと痛い。副鼻腔炎か?』

↑この症状も3日くらいで治り、ただ、それから1週間して花粉症の症状が始まったようだ。


2月も後半になると、三寒四温というのか、寒さと暖かさの波が交互にやってきて、それに乗って花粉もやってくる。しかも28日しかないのでルーチン業務は1割増くらいのペースで回す必要があり、仕事も忙しい。もともと2月は体調を整えるのは難しい季節なのである。


さて、コロナ後遺症を自分なりに調べてみた。大きく『1.味覚・嗅覚障害』『2.心臓の不調・倦怠感』『3.心の不調、うつ病などの悪化』に分けられる。

(私が調べた限りは、ということです、他にもあるとは思いますが、私のアンテナに引っかかってないだけです。)


1.はない。2.も先日のブログに書いたように、自宅療養が終わって、体を動かすようになったら、なくなった。


問題は3.

たしかに、倦怠感を感じる日が続けば、誰だって気持ちは塞ぎ込みますよね。コロナやコロナ後遺症に対する治療法がない不安も重なり、もともとうつ病などの、精神的基礎疾患があれば悪化するのも無理はない。


そこで気づいた。私にも、パニック障害という、精神的な基礎疾患が(一応)あるではないか。まさに、昨年は感じなかった、今年特有の不調とはその点であった。

今は頓服の安定剤を持ち歩くだけの状態だが、パニック障害全盛期のように、ちょっとしたことで不安になったり、眠れなくなったりする。あと、いらいら、もやもや。何だか頭がスッキリしない日がダラダラ続いた。


これまた、年齢的に、更年期障害では?とも考えられるので厄介だ。しかしこれが、昨日の『4月以降の時給アップ』の知らせにより、吹き飛んだ。自分の単純さに呆れ返るが、5年も勤めてマンネリ化してきた仕事に対し、やる気が出てきたのである。

(5年と聞いて、は?と思った方もいるだろうが、正社員時代は一応13年頑張ったのだ。その後の非正規社員期間では、1、2年ペースで職を変えてきた。子供の成長に合わせて、という理由もある。)


なんだ、この程度で治ってしまうのなら、これもコロナ後遺症とは関係なかったか…


コロナに関しては、まだまだわかっていないことが多い。なので私も見逃している大変な後遺症がある可能性も否定できないが、一方で、私のように、昨年の症状や2月特有の特徴に照らし合わせてみると、大した異常ではない、というケースもある。


もう落ち着きつつあると言っても、医療機関にかかれば、感染リスクは増えるわけだし、患者、医師の双方が時間と労力をかけることになる。医師の方は、というと、特効薬もないこの感染症に対し、アドバイスはできても、根本治療はできず、対処療法でしかないはずだ。余計なストレスを避けるためにも、コロナとコロナ後遺症に関する診察は慎重に!


もちろん、明らかな異常や、激しい苦痛がある人のことではない。微妙な倦怠感、微妙な心の不調で悩む人の参考になれば…と思います。