昨日、味覚異常中の食事について書いたのですが、記憶が曖昧なまま、当たり障りなく記事にして

最後は、まぁ、とにかく、笑顔で頑張れ!的な…

自分の記事に自信がない時によく使う手段ですてへぺろ


だんだん思い出してきたので、

もう少し具体的に述べておきます。

あくまで私の場合なので、自己流ですし、食の好みや味覚障害の出方により、感じ方は全く違うので、その点はご了承を。


まずは味噌汁。味覚障害中は、これでもか、と出汁の香りを効かせた(かつおがいいかな。煮干しだとちょっと魚臭さが強調されて、自分は良くても家族が嫌がるかも?)ものに、豆腐とネギがいいかと。豆腐で良質なタンパク質が摂れますし、ネギは口の中がさっぱりします。味噌は、そのまま食べたこともありますよ。塩分の摂りすぎに気をつけて。


ある程度回復した時期で食欲がある時は、辛口のカレーライスもいいです。ただ食べ過ぎにお気をつけくださいね。胃腸への刺激が強いので、あとでこたえます。


あと、夏におすすめなのは、卵豆腐と、きゅうりの酢の物。スーパーで売ってるので手軽です。3食卵豆腐という日もありました。案外体力は落ちないものです。

抗がん剤も後半になると、もう、歩くのも動くのも嫌、布団と同化してしまうほどの寝たきり状態に入ることもあります。卵豆腐は調理不要ですし、酢の物は、面倒なら大量に野菜を切って寿司酢(と好みにより蜂蜜とかみりん)をかけて置いておけばなんとかなります。


胃腸に優しい、芋類はおススメです。特に秋のさつまいもは美味しいウインク 味覚障害でも香りがいいので、なんとなく食べられます。あと里芋も、もともと味がほとんどないので、あの食感が好きな方にはおすすめです。

これも、しんどい時は皮だけ剥いてザクザク切って、シリコンスチーマーで(あるいはラップで包んで)6分くらいチンしておけば食べられます。


あと、免疫アップにバナナがいいと言われますね。どういう原理かよくわかりませんが、確かに調子はよかったです。バナナも調理せず食べられますからね。


ひじき、わかめや、キノコ類などは、体に良いとされていますが、抗がん剤治療中(のピーク時)に限っては、やめておきました。下痢がひどくなるのです。相当のダメージを食らった体は、食物繊維豊富なこれらの食材を消化する力がなくなるのでしょうかね。


一般に体に良いと言われるものが、全ていいとは限りません。あと、刺身がダメだと思ってる人もいますが、抗がん剤の種類や白血球の下がり具合にもよるのでしょうけど、そんなに気にしなくても良いかも?でも、これは主治医の指示に従ってくださいね。私は何も言われなかったので、気にせず食べただけです。


生魚、生卵、重宝しました。タンパク質を最も手軽に摂取できるのは、調理しないこと、丸ごとそのまま!ですから。そういう意味では、果物全般、適度な酸味と甘みがあって、いいですね。


ただ、柑橘系はダメみたいです(という声をよく聞くので私も念のため食べなかった)。中でもグレープフルーツは特にダメみたいです。


グレープフルーツには、薬剤の血中濃度が落ちるのを和らげる働きがあると言われます。そのため、飲み合わせにも注意喚起がなされているほど。


自己流の解釈ですが、抗がん剤のように、細胞に一旦触れさせたら、あとはさっさと外に出してしまいたいような劇薬が、グレープフルーツにより、いつまでも血中に居残り、ひどい吐き気や頭痛を引き起こすのではないかと思うのです。


また思い出したら記事にしておきます。