抗がん剤治療もだいぶ過去のこととなったので、すっかり忘れていたのだが、抗がん剤治療中に、何がキツいって、味覚異常で食欲が極端に落ちる事だった。
髪の毛が抜けるのも、点滴の後、真っ赤な尿が出て、ドキッとするのも、メンタルがダメージを食らいますが、身体がキツいわけではないですよね。
幸い、抗がん剤吐き気を感じることはあまりなかったのですが、とにかく、味覚異常、それから口内炎が辛かったのを思い出しました。
まぁ、それは過去の私のブログに詳細に書いているでしょうけど(自分で探し出す気力なし)
今、気になったのは、コロナにかかっても味覚異常が出やすいということ。
今頃かよ?と思われそうだけど、
そういえば、抗がん剤治療中の人たちは、普通に味覚障害も、発熱も起こり得ますし、放射線治療中の人は、普通に喉の痛みや咳(放射線を当てる場所によるのでしょうが、乳がんの場合は喉にかかる可能性が高い)も起こるでしょう。
抗がん剤治療の苦しみや、がんへの不安に加えて、コロナの不安も抱えなければならない。これは精神的に大きな負担だろうと思う。
私のおぼつかない記憶を辿りながら、僭越ながらアドバイスができるとしたら、
1.ミネラルをしっかり摂ることで、ある程度味覚障害は軽減しました。マルチミネラル、というファンケルのサプリメント。あとチョコラBBで口内炎を軽減できました。あくまで、私の場合の話ですが、ミネラルとビタミンは、あらゆる不調を軽減する基本のように思います。
2.胃腸を正常に保つこと。ただでさえ、抗がん剤治療中は胃腸障害が起きやすいので、酢の物を中心に胃酸を補い、下痢しないようお腹を冷やさないようにする。それだけで、少ししか食べられなくても案外体力温存できます。
他にもさまざまな工夫をされているでしょうけど、基本に忠実に、体を労わることを意識するだけで、少しは軽減されるものです。あと、気持ちをゆったり持つことですかね。どんなに心配しても、なるようにしかならないのですから、開き直ってドンと構え、覚悟を決めて、日々笑って過ごしましょ
微力ながら、抗がん剤治療中の方を応援しています