ブロ友さんが紹介していたこの本、買ってみました。




本当はその方のpickから購入すればよかったのですが… 周辺に置かれている本も見てみたかったので、本屋で購入しました。その結果、これも購入。


土井光さん、土井義晴さんのお嬢さんなのですね。


それにしても、相変わらず、私のよく分からないくせ、必ず本は2冊ずつ買う…


毎朝、ご飯と味噌汁を欠かさず、他は適当に。

体調が悪くて食欲がなくても、とりあえず味噌汁を飲んでおけば、それだけで回復に向かいます。最近は飲むお酢や酢の物も強い味方。


が、読んでみて、味噌の素晴らしさもさることながら、特に『一汁一菜』の方。これは料理を題材にした哲学、日本文化を論じた一冊である、と感じた。


まだ途中までしか読んでないのだが、質素だが素材のおいしさをそのままに生かした『普通においしい』食事を、きれいに整えて慎ましく暮らせば心身は敏感になり、かつ穏やかになる…


これは食育の基本中の基本であるように思う。

宮沢賢治の『アメニモマケズ』を思い出させるような、心身共に清められていくような、そんな感覚を覚える。


以前にも、ブログに土井義晴さんのテレビ番組を取り上げたことがある。その時は切り干し大根が題材だったが、『切り干し大根ってこんな簡単なの??』とそれからしばらく、毎朝、バカの一つ覚えのように切り干し大根。これが家族にはわりと評判がよかったのである。


この本の後半には、食材から食器に至るまで、扱い方も掲載されている。できることから実践してみたい。気がつくと心身共にデトックスされ、シンプルな美しさを感じられるようになるといいな。