1日目は、ワクチンと無関係に苦しんだが、そのあとは比較的楽でした。
接種8時間後、腕が痛くなり、微熱が出ました。
最初測ると37.7℃でしたが、次に測ると37.4℃、という調子で、37度台をうろうろして、1日目終了。これから高熱が出るのだろうと思ったため、軽くシャワーだけは浴びてから、就寝。
2日目。
接種は前日の10時頃。前回も24時間後から発熱し始めたので、そこからが勝負だと思っていたのですが、2日目の10時を過ぎても37.7℃あたりをうろうろ。ただ、眠いのに眠れなかったのと、ワクチン会場で「37℃台後半で、早めに解熱剤飲んでもいいです」と言われていたので、発熱が辛いから、というよりは、熱からくる頭痛(昨日の頭痛とは別)を治して、ゆっくり寝たい、という気持ちで、カロナール2錠(合計400㎎)を服用。よく眠れました。
その後、ゴロンと横になったまま、音楽を聴いて過ごしました。
嵐の「ふるさと」という歌、皆さんご存じでしょうか?
紅白でも歌われたことのありますが、
この歌を聴いて、感極まって泣いてしまう・・・
そのあと聞いた桑田佳祐の「smile~晴れ渡る空のように~」でまた感動。
桑田佳祐さんも、食道がんの手術をしましたね。よく歌えるまでに回復したなぁ~
国立競技場をバックに歌う、応援歌。
オリンピックが通常通りに開催されたら、さぞ盛り上がったことだろう。
「情熱を止めないで、歩みを止めないで、この世に生まれた以上」という歌詞がある。
まさに、私が抗がん剤治療中に書いたことがある、
「感動しなくなり、前進する気力がなくなったら、死んだも同然」のことだと感じる。
その後、
「愛情に満ちた神の魔法も、悪戯な運命にも、心折れないで」と続く。
抗がん剤投与後と同じ心境じゃない??
がんの告知も、コロナ禍も、心折れまくったよな~、よく頑張ったな、私。
その前に聞いたふるさとの
「雨降る日があるから虹が出る、苦しみぬくから強くなる」
という歌詞と相まって、激しく心揺さぶられる。
歌の力は大きい。特に抗がん剤治療中は、生きたい、というモチベーションを失うと、全てが崩れてしまいそうで、必死に生きる意味を、生きていたいと思える何かを、探していたように思う。それに比べれば、現状、そこまで大げさなものではないのだが、コロナ禍で、誰も想像しえなかった、多くの悲しみや怒りが生まれた。それでも、ここで乗り越えなければ前に進めない。
2度もがんの告知を受け、抗がん剤、放射線治療のフルコースを耐え抜いた私が、乗り越えられないはずがない!
歌に酔わされてるのか、熱で頭がマヒしているのか、わからないが、前向きになることで免疫力は上がった…と信じよう。
そんな調子で、様々な歌に涙したり、感動したりしながら、過ごしました。読書したかったのですが、頭痛があり、目が疲れると悪化するので耳から楽しむことに。
そして、いったん熱は下がるが、18時を過ぎると再び上がり始めました。今度はスピードが速い。あっという間に38.4℃まで。急いで2回目のカロナール400㎎を追加。そのまま就寝。寝ている間に、熱はもう少し上がったかもしれないが、よく眠れたので、まぁ、大丈夫だったのだろう。
※カロナールに限ってなのか、他の鎮痛解熱剤も同じなのか、わからないのですが、血管が拡張するため汗が噴き出すので、脱水症状に気を付けてください。私は、ただでさえ前日、胃腸を壊していたため、細心の注意を払いました※
続く