野球に詳しくなれて上達するお店
創業55年以上
信頼の野球専門店
竹中スポーツ
こんばんは!スタッフの杉原です!
最初に連絡です!
よろしくお願いします🙇🏻♂️
ここから本題。
突然ですが、みなさん“グリス”ってご存知ですか?
機械とかよく触る方とかだと機械同士の潤滑油?とかをイメージすると思いますが、グローブやミットにも少し形状や用途が違いますがグリスが入ってます
そして今日は
その“グリス”が何なのか。またグリスが無いとどうなるのか。を実際のグリス交換の作業と一緒にご紹介していきます
こちらのグローブをグリス交換していきます。
掲載許可ありがとうございました
クチコミで任せてもらえたの嬉しかったです!
まず、見ていただいた方がはやいのでグローブの紐を解いていきます。
(すみません。解いてる画像撮り忘れました)
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紐を解いて受球面と手を入れる平裏革の間を開いて見ます。
こんな感じに
本来はここにグリスが入っているのですが
使ってくうちに革が吸ったり、捕球で寄れたり、飛んだりしてスッカラカンです。
かわりに、砂・石・泥とグリスが交わって、もはや異物となって残っている状況。
これを取り除き、、
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入れ直します。
本来はこんな感じで白っぽい?やや黄色っぽい?粘着性のある粘土質な油。
つまり
グリスが入ってます。
このグリスが受球面と手を入れる裏革を引っ付けていないとダメなんです。
グリスは使っていくと無くなっていき、学生さんであれば1年から1年半ぐらいでほぼ空になることがほとんどです
グリスが無いと、、
受球面がプカプカ浮く・捕球時に薄く痛い・捕球感覚が薄れる・手の動きが伝わりにくくなる・捕球音が良くない・グローブがヘナヘナに・芯が感じられない...などなどデメリットだらけです。
逆にグリスが入っていれば、↑が全て逆で良い方になります。
ただ、無くなるからとやらためったら入れると
次は硬すぎたり、厚みが出すぎる、重い、穴の間から出てきてベチョベチョになるなど入れすぎも禁物なのでここは任せてください
グリスが有るか無いかの判断ですが
このように指などでトントンした時にプカプカしたり、指で受球面だけをつまめたりしたらグリスが無いことがほとんどです。
もし迷ったら、気軽に相談しにお店まで来てください
マスク・アルコール消毒で感染対策だけしてね笑
ここからはサービスで行ったメンテナンスの様子を公開。笑
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もっと進めていきます
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ウェブ、ウェブ下の受球面、人差し指以外磨きました。
紐を通すと見えなくなるとこもしっかり。
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そして、完成
(開く時に解いた紐ですが結構使い込まれていた事もあり、劣化していたため紐一本分で行ける限り変えさせていただいてます。)
グラブが蘇りました
今回費用は
グリス交換代 ¥1,650 税込
交換した紐代 ¥1,500 税込
計 ¥3,150 税込 でその時の混み具合など店内状況にもよりますが加工に約2日〜5日ほどいただきます
紐代はグローブの状況などによって前後しますが基本的には3000円ほど。
意外とお手軽にグローブ蘇ります笑
ちなみに、全紐交換希望の方はサービスでグリス交換もしてます。
竹中スポーツ裏オプション的な。。。
これからは夏の暑さで革もへたって柔らかくなりやすいので、早めにグリス交換しておいてシャキッとしたグローブでプレーするのがオススメですよ
最後に
クリーニングやオイル塗布は基本的にはサービスです。
修理品の混み具合によっては捕球面のみやブラッシングだけ、部分クリーニングのみでお渡しになってしまうかもしれません
(納期的な問題です。すみません。)
ご了承ください
お時間少しいただいても良ければ対応は全然するので、その際はお伝えください
※メンテナンスハガキ等は店内状況によって少し待たせてしまうかもしれませんが、すぐ対応しますよ!