コクリコ坂から | 竹仲絵里 Official Blog by Ameba

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スタジオジブリ最新作


    「コクリコ坂から」


         観に行きました**


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すんごーく。良かった。

ホント良かった**


ジブリのここ何作品の中でも、かなり好き。


何回も泣いちゃった。


あったかくて、切なくて、キュンとしちゃった。



舞台は1963年。
オリンピックの前の年。

コクリコとは英語でいうとポピーのこと。

最近、近所の空き地にポピーが沢山咲いてて、摘んで帰ったから
この偶然にちょっとビックリした。


コクリコが咲いてる坂道の上にある家

朝食を作る高校生の海ちゃん。

ここから物語が始まる。


母や父の学生時代をなんとなく重ね合わせながら観てしまった。

どんな大人にもこうゆう時代があったんだなぁと。


この時代の若者は、本当に誠実でまっすぐで正直で希望に立ち向かう「強さ」を持っている。


携帯もパソコンもない時代。

自分の足で、自分の目で答えを探す。


ありふれた日常を丁寧に描きながら

小さな幸せや原動力を教えてくれる。


戦後の時代にはめずらしくなかったとされる 出生の秘密

淡く、初々しい恋心。


もしも十代のころ、この映画を観ていたら

きっと俊くんに恋をして

海ちゃんに憧れて、突然料理とかがんばっちゃうんだろうな(笑)


いまでも、俊くんはやっぱりカッコいいけど**


手嶌葵ちゃんの歌もすんごく良かった**



この映画を観ていると

便利な現代にぬくぬく育ち

思い通りにいかないことを、時代や大人のせいにしている自分たちを

恥ずかしいと思った。



少し、戦後の日本にも重なる今


物語の中で何度も流れてくる

坂本九の「上を向いて歩こう」のように



あきらめない気持ち

希望に向かう強さを


この映画からもらえたような気がするな。



もう一回観たいと思える

そんな映画でした。


吾郎監督の「ゲド戦記」をイメージしてると全然違うよ。


駿さんと吾郎さんで

親子2世代の物語を描くなんて


おもしろいね**