カザフ・ハン国 | 昼ご飯草紙

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溢れる思考をシェアーするつもり

「僕らはきっと暗闇の腕から生まれてきた」と、FictionJunction YUUKAの「荒野流転」は幕末をこう描写します。「幕末機関説〜いろはにほへと」の主題歌ですよね。確かに、幕末なら、気高い憧れを成し遂げるように暗闇に呑み込まれても構わない人物をたくさん生んだ時代でしょう。なお、新たな時代に向かう道を血に濡らさないと歴史が変換できないと、私は思います。カザフスタンの歴史にはもそのような血なまぐさい時代がありました。

時は1227年。金オルダの一部として現在の中央アジアにある白オルダという国が確立されます。1361年に白オルダは金オルダから独立するようになり、結局、1428年にアブルーハイルハン国とノガイハン国に分かれました。

モンゴルの帝国の地図をご覧になれば、白オルダはWhite Hordeのところであります。

ついに、内戦の危険を経るアブルーハイルハン国には、ジャニベクとケレイという二人の兄弟は同意の民族を率いり新たで独立の国を目指してステップを越しました。
 
 
その二人
 
それはカザフ・ハン国の起源となりました。
その血なまぐさい出来事を語る「小説遊牧民」のイリヤス・エセンベルリンの作品があります。今読み中。日本語訳もあるようなので、お読みになる方々がいらっしゃいますなら、ご感想をありがたく思います。
ロシア人である私はカザフスタンに生まれてきて外国語に中心する教育をもらいました。大学生時代に韓国語と日本語を勉強し始めて、結局、日本史に興味深くて日本に留学へ行くことを目指すようになりました。すなわち、あっちこっちいろいろ習って、状況によれば対照的な性格質が現れて民族の自己認識については困りました。しかし、2015年の秋、国際交流基金研修プログラムに参加して、その中に祖国を紹介するタスクがありました。その準備をしながら歴史の見解から見れるカザフスタンの文化などを発表したいと思ってその発表に心を込めました。カザフスタンの伝統的な文化、習慣、国家服、曲などを通してカザフスタンの魅力を伝えようとしました。そして、自分もその魅力に該当しました。
ステップの風景
 
ふいに心の底からこの国との絆が感じてその繋がりを大事にするようになりました。この広大が名高い学者、哲人、詩人を生んだと、血がたぎる歴史上の事件を目撃したと、こちらの文化が豊かだと、その全部シェアしたいと思います。春になれば、この地方を回っていろいろ伝えたいと思います。少しだけカザフスタンの代表者となれば嬉しいです。