父が私の合気道活動を見守って応援してくれていました。日本にいる時は時々稽古を見学してくれて、合気道のイベントなども同席していただきました。

いつも「自分の道場を持ちなさい」と言ってた父が、一昨年急逝してしまいました。

まだ元気だった父の死去は言葉でお伝える事ができないほど私にショックを与えましたが、コロナ禍で父の葬儀にも参加出来ませんでした。胸のなかの悔しい気持を合気道で落ち着かせる他なかった。


三月にやっと帰国でき父と2年半ぶりに再会できました。父と色々お話ししましたが無口の父が静かに聞いてくれました。




帰国前につくば学園合気会の道場生にいただいた花代で用意したお花です。親切な中間の事を父に報告しました。喜んでくれたとおもいます。


父が十回ほど日本に来たことがありますが、桜の季節の思い出が一番多いです。イランには桜の花がないですが桜に良く似たアーモンドの花があります。アーモンドの花の季節に重なった父との再会ですがとても気持ちのいい日でした。


父のお墓の前に杖の型を行って見せました。




アーモンド畑での杖の型



この季節しか食べられない生アーモンド!タネが固まる前のアーモンドが柔らかくて甘酸っぱく、皮ごと食べられます。






一度も日本に来た事がないソフラブさん、独学で学んた習字でプレゼントしてくれた「感謝」の言葉は父との写真にはピッタリ合います。