写真福田保先生



2021.01.14
茨城支部道場(岩間道場)の稲垣師範の稽古に参加させていただきました。
体の変更と諸手取りの呼吸投げの基本と氣の流れの後は以下の技を稽古させていただきました。


●後ろ両肩取りの一教

基本、受けが後ろから取りの両肩を掴む(お互い相半身のままで)

●後ろ両肩取りの一教

取りが正面打ちで誘い、受けは手刀で受けて後ろに廻り込みながら、取りの両肩を掴む(お互いに逆半身)

●後ろ両肩取りの一教
氣の流れ


●後ろ両肩取りの呼吸投げ①

「取り」が右半身、正面打ちで相手を誘い、正面に打ち込んだ「受付」を手刀で押し相手の肘に節点を作り、後ろに廻り込んだ「受け」を両肩を掴ませます(受けが左半身になります)
「取り」左足を相手の左、右足を合わせて下がり右半身になります(両掌上に、右手は臍の前、左手が腰骨)
「取り」右後方45度進み、同時に両手を高く上げ、相手の肘を巻き込み、後へ投げます。(掌上自己の腰の高さまでさげます)


●後ろ両肩取りの呼吸投げ(合気落とし)②

上の技の場合受けが上から抑えた場合、拳で相手の前足に当て身を入れて、両手で相手の両膝を掴み立ちなが掴んだ足を外側に投げる(合気落とし)


●後ろ両肩取りの呼吸投げ③

取りが右半身後ろに廻り紺満両肩を掴んで前に押している「受け」に合わせて右足を30度外側に大きく進み(左半身になり)両手を上げ、左足を軸に右に大きく開き、「受け」の肘を巻き込みながら受けを外側に投げる。


●後ろ両肩取りの呼吸投げ④

87歳の福田保師範の技を参考に



●後ろ両肩取りの呼吸投げ、後から押された場合

「取り」が右半身、右手刀で相手の正面打ちを誘い、「受け」が右手刀正面うちで受け、後ろに廻り込み左半身で両肩を取り、前に押します。
「取り」が両手を上げ(左手の親指がオデコの前)、左足を前に進み、左足軸に右に180度回転し、自己頭が相手の左腕から抜けたら(後ろ両肩取りの呼吸投げ④と同じ)両手を大きく上げ(万歳)体を左より大きく開き、相手を後ろに投げます。


●後ろ両肩取りの呼吸投げ(回転投げ!?)⑥

「取り」が右半身の場合、正面打ちの誘いを受けて後ろに廻り込んで両肩を掴んだ相手に(受は左半身)会わせて両手を上げ(右手刀の親指がオデコの前)左足をやや左後ろ方へ引き右足を合わせて引き右半身になり、右手で相手に当て身をうちます。「取り」当て身が「受け」の左肘に当て受けがく崩されます。右足を相手の左側面後ろに引きながら、左手で面、右手で鳩尾に当て身を入れる。相手の左腕の下を抜けたら左手で相手の頭を、右手を相手の脇腹に当てて、上から当てたを左手と脇腹を右手押しながらななめ45度前に進みます。(右半身にて前身)


●後ろ両肩取りの呼吸投げ(引き落とし後方呼吸なげ)⑦

「取り」右半身の場合、正面打ちの誘いを受けて後ろに廻り込んで両肩を掴んだ相手に(受けは左半身)会わせて両手を上げ、右足を右後ろ方へ引き左足を合わせて左半身になり、左手で「受け」の面を打ちます。左足を相手の右側面後ろに引きながら、右手で「受け」の面、左手で鳩尾に当て身を入れる。相手の右腕の下を抜けたら右手で相手の奥襟、左手を相手の脇腹に当てて、左足軸に奥襟を掴んだ右手を引きながら、脇腹を左手で押して、大きく体を開き「受け」を右後ろへ投げます。