60歳からの育脳シニアピアノレッスン 伊加賀西町支部 竹本明子です
日本の江戸時代に生きた医学者である貝原益軒(かいばら・えきけん)は、「養生訓」という書物を残しました。この「養生訓」は、健康で長生きするための知恵が凝縮された文献です。
今回は、貝原益軒の「養生訓」から現代の生活に役立つ教訓を紹介していきたいと思います。
【目次】
食事を大切にする
精神の安定を追求する
適度な運動を重視する
睡眠の重要性を認識する
何事においても“適度”“適量”が大切
まとめ
食事を大切にする
貝原益軒は、食事が健康に大きな栄養を与えていると説いています。バランスの取れた食事、良質な食材を選ぶことが、健康な体を保つ鍵であると述べています。現代に生きる私たちの食事も同様に、栄養バランスを考え、身体に良い食習慣を身につけることが重要です。
精神の安定を追求する
貝原益軒は、心の安定と体の健康は密接なかかわりがあると記しています。怒りなどのネガティブな感情からは距離を置き、心の平穏を保つことが長寿につながると説いています。現代は、江戸時代に比べてもストレスが多い社会だといえるでしょう。そのような環境で暮らす私たちには、当時よりもさらに、心のケアやリラクゼーションが不可欠です。
適度な運動を重視する
適度な運動は、貝原益軒の「養生訓」でも強調されています。座りっぱなしの生活や運動不足は、健康へのリスクを高めます。スマホやパソコンに頼り切った現代の生活では特に、日常的に体を動かすことが大切です。
睡眠の重要性を認識する
良質な睡眠は、健康を維持するために欠かせない要素です。貝原益軒は、規則正しい生活リズムと、質の高い睡眠を確保することを推奨しています。刺激が多く忙しい毎日の中では、睡眠の質を向上させる工夫が大切です。
何事においても“適度”“適量”が大切
「養生訓」には、何事も“適度”であることが長寿の秘訣だと書かれています。深酒や過食、悪習慣を避け、身体と心にバランスをもたらすことが、健康の秘訣です。
まとめ
貝原益軒の「養生訓」を読み解いていくと、昔ながらの知恵が、現代にも通用すると感じます。さまざまな情報が入り乱れ、常にストレスにさらされている現代だからこそ、原点にかえることも大切です。これらの教訓を、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
このブログでは、シニアの方に向けたお役立ち情報をお届けしています。
ピアノは、シニアの方の毎日を豊かに彩ります。
当方ではシニアの方に特化したレッスンプログラムをご用意しています。
脳の活性化、新たなコミュニティづくりにもつながるピアノレッスン。
ぜひお問い合わせください。