もしも、太陽風の発生が一週間早かったら地球を直撃していたのだそうです。
規模としては、1859年9月1日~2日の過去最大級のキャリントン・イベントと呼ばれている太陽風に匹敵するとのこと。
キャリントン・イベントについてのwikipediaの記事
1859年9月1日から2日にかけて記録上最大の磁気嵐が発生した。カリブ海沿岸等世界中でオーロラが観測され、ロッキー山脈では明るさのために鉱山夫が朝と勘違いして起きて朝食の支度を始めてしまうほどであった[3]。アメリカ北東部でたまたま起きた人はオーロラの明りで新聞を読むことができた[4]。
ヨーロッパ及び北アメリカ全土の電報システムは停止した[5]。電信用の鉄塔は火花を発し、電報用紙は自然発火した[6]。電源が遮断されているのに送信や受信が可能であった電報システムもあった[7]。
米科学誌「宇宙天気(Space Weather)」によると、キャリントン・イベントと同じ規模の太陽風が今後10年以内に地球を直撃する確率は12%。
1859年当時は電報システムの被害程度で済んでも、あらゆるインフラがコンピュータ制御されている現代だと大変なことになりますね。