ロボット | T-MOTOの日曜映画

T-MOTOの日曜映画

日曜日のショートムービー製作

監督 シャンカール

ヒューマノイド型ロボットが主人公のインド映画です。
インド映画の王道で、ストーリーと関係ない海外ロケで撮影した歌とダンスのシーンが入ったりします。
それはインドっぽくていいとして、全体的に作品の世界観が定まっていないような感じがします。
おふざけのコメディみたいなシーンがあるかと思えば、シリアスで残酷なシーンがあったりとか。
特に、蚊と人間とが普通に会話してしまうのは、いかがなものかと思いますね。
ヒロインの血を吸った蚊を主人公のロボットが追いかけて捕まえて、ヒロインに謝罪させる、という場面なんですけど。
けっこう長いシーンで異常にCGに力が入ってます。

もしかしてこの監督、次の作品、ハエが主人公の「マーキー」のためのCG技術・ノウハウを会得するために、「ロボット」の予算を使ったんじゃないでしょうかね? あるいは、出資者を説得するためのパイロット版としてこのシーンを製作したとか?