日本のジャーナリストの不甲斐なさ | T-MOTOの日曜映画

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日曜日のショートムービー製作

菅元首相が安倍首相を名誉毀損で提訴。
前代未聞です。
安倍首相はフェイスブックに「やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だった」などと書き込んでいたのに対して、菅氏側は「海水注入が中断された事実そのものが存在しない」と主張しています。

現実には、海水注入は中断されていません。

19時4分から吉田所長の独自の判断により海水注入が始まる。
19時50分ごろ海水注入に関する協議が再開。
19時55分準備ができたというので海水注入を指示。

19時4分の海水注入に至るまでの、吉田所長の大芝居などの東電内部のゴタゴタは、官邸側に対し「海水注入には2時間かかるので待ってほしい」という東電の武黒フェローの時間稼ぎの間に起きた出来事。

海水注入をした吉田所長の話はけっこう広く報道されたのに、どうして、首相の地位にあるくらいの人が多くの人たちにすぐにバレる嘘をつくんでしょうね?
主義主張以前に人間性の根本にかかわる問題でしょ、これは。
良心のすり減った老獪な政治家にはさっさと引退してもらって、小泉ジュニアくらいまで世代交代してほしいもんです。

ところで、こういうのは本来ならば訴訟沙汰になる前に、マスコミが指摘すべき性格のものでしょうに、日本のジャーナリストたちは何をやっているんでしょうか?