監督 ジョージ・ロイ・ヒル 主演 ポール・ニューマン 公開 1977年
成績がふるわずファンからも罵声を浴びているアイスホッケーチームのコーチが、チームの身売りの危機に陥ったものの、新たに入れた三兄弟のラフプレーが観客に受けたのがきっかけで、暴力プレー路線に走って人気を得て快進撃を始めるが、最後に・・・という話。
「観客は血を求めている」と言ってラフプレーを指示するコーチに対して批判的な選手がいてベンチに一人だけポツンと座っているのですが、彼が最後にやらかします。
名画座に入り浸りになっていた大学時代に観た一本です。
テーマソングもなかなかいいです。
ワイルドゲームで相手チームをボコボコにしてしまうのですが、当然のことながら、どこかの大阪の高校のバスケ部の顧問のように、コーチは選手に手をあげたりなんかしません。
思うに、試合での暴力がスポーツマン精神に反するということなら、指導での暴力も同様のはずだと思います。