鑑賞作品:「ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえりお母さん〜」

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ノベライズ?:「ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん」


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 前作っ「ぼけますから、よろしくお願いします。」



このシリーズを見るのは…ある種オレ自身の追体験みたいなもので…「映画」というよりもまるでかつての日記を読み返すような感覚に近いのかも知れん。

母さんが倒れる、父は狼狽えつつも強がり?何とかしようともがく。
正直「老老介護」と言うにはハードすぎる(スクリーンに映っていない所でちゃんと介護サービスを利用していたと知ってホッとしたが)。

母さんが帰宅する、その時の為に筋トレまでして。これには恐れ入った。
それでいて「娘」はあくまで「娘」であり、何としても迷惑を掛けまいと老骨に鞭打って立ち上がる。

オレはそんな事をできただろうか?
介護サービスに投げて、自分は逃避していたのではないだろうか?
もっと、何かできたのではないか、やれるのにやらなかった事は無かったか?

振り返り反省し、自らに喝を入れるかのようにスクリーンを凝視し…。

一種の修行のような気持ちもあった。
もちろん映画になった生活が全てではないし、また全部鵜呑みにされるのも監督の本意でもなかろう。

体験した者でなければ絶対に理解できない感覚もあろうし、それはオレと監督と、そして他の似た境遇の人とでも似て非なるモノであろうと容易に想像がつく。

それでも…ホンの一部でも共感できれば、少しでも想いを共有できれば…それでいいのだ。


「鑑賞評価:☆☆☆☆☆」