
「コミュ障探偵の地味すぎる事件簿」
著者:似鳥鶏
著者まとめ記事っ資料室(仮):「似鳥鶏」
(ネタバレ防止フィルター稼働中)
・「論理の傘は差しても濡れる」
…この一冊を貫く「重要なファクター」がズラズラ並んでいる。
やはり連想するのは「9マイルは遠すぎる」。物語の論理的展開よりもむしろ面白いのは「コミュ障ならではの脳内会議」があるあるすぎて…。
(小声)で、結局「何もできない」のが常なんだが…。
エピローグの展開で「…あぁ…(察し)」と少し冷めたのは確か。
・「西千葉のフランス」
…スイマセンもっとグロい方の都市伝説が浮かびました…orz
若干「ご都合主義」が勝ってはいるが、どっちかってぇと「その他のキャラ紹介」の面が大きい。
・「カラオケで魔王を歌う」
…この辺りから著者の裏の顔がチラ見えし、「ヒト(登場人物)の暗黒面」がグイグイ前に出て来る。
結末での丸め込み方にちょっとムリヤリ感が漂うが…結果「○○が△△」ってのは嫌いじゃない(意見には個人差が)。
しかし…加越さんも相当なKY(死語)だとは思う(なんなんだこのヒトはw)。
・「団扇の中に消えた人」
…めっちゃハラハラしたわw…巻き込まれ感&なすり付けられ感がハンパなく、その上で周囲の怒りと好奇の視線に囲まれタイムリミットまで迫って来てるとかgkbr以外のナニモノでもないわ。
…あのシチュエーションだったら(コミュ障でなくとも)血ぃ吐いて倒れそうw
・「目を見て推理を話せない」
…端っから違和感のあるモノローグが鮮やかな(ネタバレ防止フィルター稼働中)
本文中で登場人物からもツッコまれてはいるが、SNSでは比較的真っ当に会話できる描写を見ても…ガチのコミュ障、根っからのコミュ障ではなさそうな空気が…。
ホントに君、ガチでマジのコミュ障…?
(小声)「真のコミュ障」はメールでも誤解を恐れてgdgdとやたら長い文章になりがち。
(超小声)ついでに不安に駆られて書いたり消したりを繰り返すのでなかなか送信できない。
相変わらず飄々とした語り口調と自虐的コントじみた展開で包み隠されてはいるが…実は地味にイヤな話を書かせたら一級品。
まさに隠れイヤミス(褒めてるんだか貶してるんだか)。
ツッコミ所はあるモノの、話の流れとネタの面白さは流石。
蛇足…どっかのレビューでも書かれてたが…里中や加越さんみたいなワトソン役?がいる時点で「真のコミュ障」ではなく、むしろ「リア充じゃね?」と思う。
…マジでガチで真の「コミュ障」には似た者同士のツレすら居ない(作れない)のよ。
…何故だろう、胸が痛い…orz
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ