🏠【保存版】空き家を売る前に知っておきたい“3つの注意点”
こんにちは。
「空き家解決エージェント」の竹田光利です。
「相続した空き家を売りたいけど、どうすればいいの?」
「古い家だから買い手がつかないのでは…?」
そんな不安をお持ちの方は多いと思います。
しかし、実は**空き家の売却には“事前に知っておくべき3つのポイント”**があります。
知らずに進めると、思わぬ損失やトラブルになることも…。
この記事では、空き家を売る前に必ずチェックしておきたい3つの注意点を、わかりやすく解説します。
⚠️ 注意点①:古家付きで売る?更地にして売る?で「税金」が変わる!
空き家を売るとき、最初に迷うのがこれです。
「建物を残すか」「解体して土地だけ売るか」。
実は、どちらを選ぶかで固定資産税と売却価格が大きく変わります。
💡 古家付きで売る場合
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解体費用が不要
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固定資産税の軽減(住宅用地特例)を維持できる
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築古でもリノベ目的で買う人がいる
ただし、見た目が悪いと買い手がつきにくい場合もあります。
💡 更地にして売る場合
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見た目がすっきりして売れやすい
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解体費(100〜200万円程度)が必要
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固定資産税が最大6倍に上がる可能性あり(※更地扱い)
👉 ポイント
「早く売るために解体」よりも、不動産会社に両方の見積もりを出してもらうのがおすすめです。
思わぬ税金負担を避けるためにも、建物を残すかどうかは慎重に判断しましょう。
💰 注意点②:相続した空き家には「3,000万円控除」の特例がある!
知らないと損をするのがこの制度です。
▶ 相続空き家の3,000万円特別控除とは?
相続した家を売却したときに、
一定の条件を満たせば譲渡所得から最大3,000万円を控除できる制度です。
【主な条件】
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相続により取得した空き家である
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亡くなった方が一人で住んでいた家
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昭和56年5月31日以前に建築された家屋(旧耐震)
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解体または耐震リフォームを行って売却する
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相続開始日から3年以内の12月31日までに売却
📌 例)売却益が2,500万円の場合
→ 特例を使えば税金がゼロになることも!
💬 この特例は「申告しないと適用されない」ため、
売却時に必ず税理士や不動産会社に確認しましょう。
🏚️ 注意点③:放置期間が長いと「査定額が下がる」
空き家は、放置期間が長いほど価値が下がる資産です。
特に、次のような状態は買い手から敬遠されます。
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雨漏り・カビ・シロアリ被害がある
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庭木が伸び放題で荒れている
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ゴミや家具が残ったまま
買い手にとって「修繕コストが高い」と判断されると、
査定額が数十万円〜数百万円下がることもあります。
💡 対処法
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売却前に「最低限の清掃・片付け」だけでも行う
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家具・不用品は買取・撤去サービスを活用
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屋根や外壁など、見た目の印象を良くする
📸 ポイント
写真や現地内覧で第一印象が良いと、
同じ物件でも早く・高く売れる傾向があります。
📋 まとめ:売却前にチェックしておきたい3つのポイント
| 注意点 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| ① 古家付き or 更地売却 | 税金・解体費・売れやすさが変わる | 両方の見積もりを比較 |
| ② 相続特例の活用 | 最大3,000万円の控除が可能 | 申告・条件確認を忘れずに |
| ③ 放置期間の長期化 | 劣化で価値が下がる | 清掃・管理で印象アップ |
💬 最後に
空き家を売るのは「家を手放す」だけでなく、
家族の想いを次につなぐ大切なステップです。
ただし、焦って進めると「税金」「費用」「価格」の3点で損をする可能性も。
✅ 税金の制度を知る
✅ 状況に合った売り方を選ぶ
✅ 放置せず早めに動く
この3つを意識するだけで、結果が大きく変わります。
「うちの空き家、今売ったほうがいい?」「相続控除は使える?」
といったご相談も、私たち空き家解決エージェントで無料対応しています。
あなたの大切な家を、納得の形で次の世代へ引き継ぎましょう。
📌 次回の記事
👉「【実例】空き家を売却して得した人・損した人の違い」
をお届けします。お楽しみに!