精神療法の保険適応についてのつぶやき・・・ | 心理・医療・看護のTERADAカレッジ たけみん☆(別府武彦)

精神療法の保険適応についてのつぶやき・・・

心理カウンセラー、心理学、臨床心理、心理療法、精神療法、メンタルヘルス、メンタルケア心理士、メンタルケア心理専門士

 

精神科や心療内科でなぜ?カウンセリングや心理療法をしてもらえないのかと質問が多くきます。

 

カウンセリングや心理療法を行っている医療機関はあります。

 

しかし、保険適応ではありません。

 

心理療法では「認知行動療法CBT」のみ保険適応となっていますが、保険点数が低すぎて実際行っている医療機関は少ないです。

 

実際、今までは自費で行っていた相場の3分の1程度の診療報酬額で医療機関にとって割に合わないのでしょう。

 

臨床心理士やメンタルケア心理専門士が行えば良いと思われますが、精神科医や心療内科医が行った場合のみ保険適応になるので、結局は割に合いません。

 

以上の理由でCBTを保険適応で行っている医療機関は聞いたことがありません。

 

何のための保険適応になったのか不明です。

 

それでは、CBTを担当医以外の心理カウンセラー(例えば国が指定した者)が行うことが可能となった場合、保険財政が破たんを招くと思われます。

 

保険点数が低いため、その心理カウンセラーの賃金も相当低いでしょう。

 

医療の現場でカウンセリングや心理療法の活用が期待できない以上、民間(医療機関以外)での活用が必須かと思うのですが、相当の知識や技能と地味な手間ひまが必要で、似非カウンセラーでは到底CBTは出来ません。

 

やはり、プロとして相当の実績や臨床を熟したカウンセラーを輩出しなければなりません。

 

 

☆TERADA医療福祉カレッジ通信教育校☆