夏の終わり | 心理・医療・看護のTERADAカレッジ たけみん☆(別府武彦)

夏の終わり

こんにちは。

8月最後の日は雨雨になりました。

台風台風が過ぎてからは秋銀杏の葉

の気配が少しずつ感じられるようになってきました。


ここ数日間ニュースなどでは、子どもの自殺関する話題が多く取り上げられていました。


内閣府の調査でも子どもの自殺率が最も高いのが9月1日前後だというデータもあるようです。

夏休みが終わってお友達に会えるのを楽しみにしている子どもも多いけれど、

学校へ行くことに恐怖を感じている子どもも多いことを、いったいどのくらいの大人が知っているのでしょうか。。。


先日、鎌倉市立図書館のTwitterで「学校が始まることが死ぬほどつらい子は図書館にいらっしゃい」と発信したことが大きな話題になっていますね。


私が子どもの頃もそうでしたが、子どもは毎日学校に行くことが当然というか、

風邪や病気以外で学校を休むことはほとんどありませんでした。

確かに私も、学校に行きたくないと考えたことは何度もありました、サボりたいというわけではなく、学校に行くのが怖いと感じたこともあります。でも、その気持ちを親に告げることもできず、ひたすら学校が終わる時間を待っていた記憶もあります。


最近の子どもの悲しいニュースを見ると、図書館でもいい、どんな場所でもいい逃げ場所があってもいいのかなと思います。


私たちが今「メンタルケア」が必要だというのも、このような「死ぬほどつらい」と感じている人たちの逃げ場所というと語弊があるかもしれませんが、私たちカウンセラーと話すことで少しでもその辛さを忘れてもらえる、「今日は死ぬのをやめよう」と思ってもらえるために手を差し伸べることができる人材になることなのではないかなと思います。


多くの受講生たちは「誰かの役に立ちたい」と感じている人が多くいます。

そのような思いで学習することはほんと素晴らしいと思います。


新学期に「死ぬほどつらい」と感じる子どもが少しでもいなくなるように私たちはこれからも精一杯サポートしていきたいと思います。


★★TERADA医療福祉カレッジ 通信教育校 ★★