ある患者さんから・・・ | 心理・医療・看護のTERADAカレッジ たけみん☆(別府武彦)

ある患者さんから・・・

星相談を受けた一部を紹介するねッ星



ある患者さんからの相談を受けました。


その方は、不安神経症と脅迫症を合併した神経症です。


その方が、常備して毎日、服用しているお薬を無くしてしまったそうです。


そこで、いつも通院しているメンタルクリニックに電話をして、「お薬を無くして、1日でも服用しないと不安です。」とクリニック側に伝えたそうです。


クリニック側からの回答は、「予約でいっぱいで診察できません。」と言われたそうで、その方は「5分でも良いから見ていただき、お薬を処方して下さい。お願いします。」と答えたそうですが、「無理です!!」のクリニック側の一方的な答えで、私へ相談がありました。


これはよくある実例で、断る理由の一つに、悪意のある詐病患者などが、向精神薬など多量に処方してもらいたいがために、無くしたとよく言う手なのです。


また、メンタルクリニックは救急を目的とした、患者体制をとっていない為、救急扱いとはみなさず、予約の患者さんを優先にしています。また、毎日、予約でいっぱいなのが現状です。


しかしながら、軽度の精神疾患であるから、だとか、受付の時点でカルテ照合せずに断るのは、クリニックもどうかとは思います。


その方は、通院歴10年以上の長期慢性疾患で、1日でも薬を飲まないと、また常備していないと不安でたまらないのは、健常者とは違い、病的に不安を抱きます。→普通は医療機関従事者は理解できます。


また、毎日、服用しているとなれば、ある一定の薬剤血中濃度が一気に下がりますから、その作用でふらつき、軽うつ状態、発作の可能性もあります。


今現在のメンタルクリニックは、薬剤療法一本で行っているのが現状ですので、抱えているかかりつけの患者さんには、気を払うべきあるし、受付は予約業務、服薬指導は医師がすべきであるので、医師に受付が相談して結果を出すべきだったのでしょう。


相談を受けたその方は、受付PTSDになってしまい、更なる不安神経症が悪化してしまったのも、クリニック側のケアレスミスと判断し、クリニック側との交渉でクリニックを変更し、悪化させた原因である体制を陳謝。


あと、救急精神医療機関と一般精神科、心療内科が著しく、差があり、一般に通っている人は、救急診療を受けられないのも問題です。


日本は、メンタルクリニックの質は非常に低く、受付の方もしっかりとカルテを閲覧し、ある程度、臨床精神医学を学ぶべきであることと、臨床心理専門カウンセラーの配置を早期にすべきであると考えます。




たけみん☆




PS.よく、メッセージで医療的相談を受けるのですが、これはブログですので、申し訳ありませんが、お受けできませんのでご了承下さい。


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