メンタルケア学術学会ニュース
5月メンタルケア学術学会ニュース
メンタルに過敏になる今の時代の影
いまや“うつ病”は、堂々と公言できる精神的病となっている。
例えば、恋愛で失敗したり仕事が上手くいかなかったりすれば、誰もが気分が落ちてしまう。そのほか、朝、すっきりしないなど安易な気分を大きく訴えたりし、自分自身で“うつ病”だと判断してしまえば、医療機関も“うつ病”“うつ状態”であると診断書に書いてしまう。要は“うつ病”と精神科医師からお墨付きをもらい、何か嫌なことや、ちょっとした辛いことがあるとお墨付きの印籠を出すという、状況が世間一般に横行し始めている。
本当の“うつ病患者”と“自称うつ病”とに大きく分かれている。
実際に本当の“うつ病患者”は年々増加し、その最大の症状でもある希死念慮と呼ばれる症状(自殺願望)によって、昨年は史上最大の自殺者数を数える。
メンタルケアの世界では非常に敏感に対処すべき時でもあるが、“自称うつ病”者も増加し精神科救急機関ではコンビニ診療状態に陥っている。
ようやく精神疾患の偏見が無くなり始めてきたところが、“自称うつ病”者の身勝手な振る舞いによって、「私は病気だから」学校や仕事を公然と休んだり、自分自身の事情が悪くなると、「私は病気だから」と更なる勝手な振る舞いをする。
以前は“うつ病”は怠け病と言われたが、また、昔の発想に帰ってしまう可能性もある。
これからは、われわれ「メンタルケア心理専門士R」は精神科医とともに本当の“うつ病”を見分ける腕を持たなければならない。
メンタルケア学術学会 理事長 別府武彦
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学長:別府武彦(たけみん☆)
医療事務・調剤事務(その他薬剤関連)・看護