クラシック音楽にさほど興味はないが、折角、音楽の都、プラハにいるので、一度くらいはコンサートを聴きに。
会場は、カレル橋の旧市街側にある教会です。
夕立があって、上がったところの夕日のカレル橋がきれいだった。
 

 
当日のチケットを売り場で販売しています。聴きたいと、思ったら、当日行って切符を買う、みたいな感じなんだろうか。
私は、日本でネット予約をしていきました。ネット予約とは言っても、メールで送られてきたチケットを、このボックスに見せて、席を決めてもらいます。
 
 
協会で行うコンサートです。室内楽をやるという構成です。この時期、ネットで探しても、大規模オーケストラの演奏会は見つからなかった。夏の間は、やってないようで、PROMSは例外的なのだろうか。
 
 
演奏ですが、撮影可でした。というか、みんな、スマホで動画撮影している。さすが、音楽の都なのだろうか。
演者は6人でした。コントラバス、チェロ、ビオラ2、バイオリン2? 詳しくないのでよくわかりませんが。
それで、コンサートの内容、ネットからは、ビバルディ、モーツアルト、ベートーベンとなっていて、曲目が、どう探してもネットから出てきませんでした。
 
 
演奏が始まると、パッヘルベルのカノンが。事前情報には全くない曲だろう。その後、写真にはないですが、声楽で女性がでてきて、歌い始めました。曲目は知らないけれど、これも予想外。それが終わると今度は、パイプオルガンでバッハが始まります。パンフと全然違うんじゃない、とか思うが、さすが音楽の都なので、いい感じなんじゃないだろうか。
 
 
演奏の途中で、子ども連れの夫婦が、入ってきて、子どもが、ドタドタと暴れていました。そんな中、父親はおもむろにスマホを持ち出し、動画撮影を始めている。生活に音楽が溶け込んでいるんだと思う、さすがプラハ。
 
 
ビバルディの四季、わざわざ聴きたいか、というと、そんなこともないのだけれど、すぐ距離の近いところで、演奏が行われていて、臨場感があって盛り上がる。楽章が終わる度に拍手喝采でした。
 
 
モーツアルトは、レクイエムのラクリモサ、女性が出てきて歌っていました。
それとやはり、スメタナのモルダウ、ここはチェコだから。最後は、ベートーベンの運命の第一楽章。
 
 
いい雰囲気で楽しめました。
1時間程度で、アンコールもなく、サクサク帰っていきます。
 
 
きっと、音楽が日常に溶け込んでいるのだろう。
PROMSとは、違う、小規模で、気軽な感じ。
 
 
もちろん、教会の中で、お酒を飲めるわけもないが、飲みたかったら、外に出れば、いくらでも飲めます。
 
 
夕日のカレル橋がきれいに。
フルのオーケストラ、聴いてみたかったが。
 
 
街に出れば、人も多く。
 
 
こちらは、昼間に取った、コンサートが行われた教会です。