ブキャナンストリートから東へ入ります。



ジョージスクエアのはす向かいにあるのが、パブ パイパーです。パイプとは、バグパイプのことです。


こちらはウィスキーパブです。カスクエールは1種類のみですが、ウィスキーの品揃えは、非常にたくさんあります。


ウィスキーメニューをください、と言うと、店員が探してくれますが、他のお客さんが使っているので、しばらく待つように言われます。その後の様子見ていると、どうやら一冊しかないようです。


地元のお客さんはメニューを見ないで頼んでいます。お気に入りがあるのでしょう。バーカウンターを見ると、ハイランド、スペイサイド、アイラ、アイランドと原産地ごとに分かれて並べられています。もっとも、整然とは並べきれない種類があるので、雑多に並べられている棚も多くあります。バーテンダーは、どこに何があるか頭の中に入っているようです。


ところで、メニューを見ると、グレンフィディックの12年が£3.95です。遥々訪れましたグレンフィディック蒸留所では£4.95で提供されていますから、グラスゴーのお店で飲んだ方が、作っている現地で飲むより安いのです。

ダフタウンにあるグレンフィディック蒸留所は、やはりテーマパークなのでしょう。テーマパークの中で飲み食いする方が、外のお店で食べるより高いのは道理と言えるかもしれません。東京ディズニーランドでも名古屋のレゴランドでも。同じく、グレンフィディック18年は、このお店だと£8.85ですが、グレンフィディック蒸留所では、£8.90です。わずかですが、蒸留元の現地で飲んだ方が高いのです。

一方、ストラスアイラは、ここのパブでは12年が£4.25、ストラスアイラ蒸留所では£3で提供されていました。生産されている現地で飲んだ方が安くなるのです。ストラスアイラ蒸留所は、良心的だと思いました。


注文の際、カードも使えるのですが、5£を超えないとカードが使えないようです。5£以下のものを頼むと、カードは5£できって、お釣りを硬貨でもらうことになります。チェンジがどうのこうのと言っていたのですが、最初、わかりませんでした。




スポイドとお水をもらいます。ストレートのウィスキーに、水を少しだけ加えることで香りが広がります。