きました。料理そのものは、美味しいフォーでした。量的には、Largeを頼んだ割には、こんなものか、といったところ。お腹に優しくて、汁気のものが食べられて満足ではありました。ただまあ、日本で1500円払ってこれを食べるかといえば、食べないでしょう。
常々思うのだけど、日本は飲食店の物価が安いんだと思います(もちろん、高級な店に行けばいくらでも高いですが)。ラーメン🍜の専門店で食べても、1000円あれば食べられます。吉野家で牛丼が400円あれば食べられるのは、驚異的だと思います。
欧米人からしてみれば、そんな安い値段で提供して、従業員はちゃんと給料をもらっているのか、という疑問を持つのだそうです。大雑把な話、もらってないわけです。賃金なんか、もう長らくの間、上がることはなかったわけだから。人件費はとことん切り詰め、提供する商品の価格を下げて競争する、経営者はそう考えるわけです。和民、すき家などの外食チェーンは、そうしたやりかたで成功したのでしょうか。
外国で食事をしていて、現地で食べると、こんなに安く、たくさんのものが食べられるんだ、といったように感じることは、まずありません。もちろん、行っている国は限られますけど。イギリス、アメリカ、フランス🇫🇷では、そう思いました。アジアだと香港なんかは、外食の値段がそこそこしました。こんなに美味しい中華が、こんなにお値打ちなんだ、とはあまり思えなかった。デフレを海外で実感するのは、こんな時です。