こんにちは、はるです。
あれはいつ頃だったのか、ほとんど覚えていないのですが、恐らく小学生の頃だったのではないかと思います。
母方の祖母宅の近くに、割と大きな公園があるんです。
ある日母と私はその公園へ遊びに行きました。
そこで2人でシーソーに乗ったのですが、なにせ大人と小学生。主導権は完全に母に握られ、容赦なくブンブンと高速で上下されました。
私は怖くなって「もう降りる」と言いましたが、母はニヤニヤ笑いながらシーソーを止めてくれません。
「もう降りる」
「止めて」
「怖い」
散々訴えても母はニヤニヤしながら止めてくれません。
私は恐怖で泣きながら訴えました。
それでも母は止めてくれません。
恐怖が限界に達した私は、とうとうシーソーから手を放してしまいました。
当然のように、私はシーソーから吹っ飛ばされて落ちました。
号泣している私を見て母は爆笑していました。もちろん、私を心配したり謝罪したりといった言葉はありません。
完全にサイコパスです。
当時の私は母が毒母だなんて思ってもいませんでしたが、この時ばかりは「母には人の心がないのではないか」と恐怖心を抱いたことを覚えています。
もちろんそれ以来、私は2度と母とシーソーに乗ることはありませんでした。
この出来事を振り返って思うこと
恐らく母は怖がる私を見て楽しんでいたのでしょうね。
母は私のことを”意思のある1人の人間”として見ていない節がありました。
幼い頃は特にその傾向が強かったように思います。
全ては母の思うままにコントロールされ、母の感情のサンドバッグになっていました。
母は、自分より弱い人間が恐怖を感じている様子が楽しくて仕方なかったのでしょう。
そして、自分が恐怖を与えているということに優越感のようなものを感じていたのではないかと思います。
このエピソードは、文字にして見返してみると改めてひどいなと思いました
今の自分が娘に対して母と同じことができるかと尋ねられたら「絶対にできない」です。
実の娘が泣きながら「止めて」って言ってるのに無視して振り落とすとか、頭おかしいとしか思えませんよね…。
最後までお読みいただきありがとうございました
はる