昨日は作業しながら『ブラックペアン』観てました。最初の方は二宮君が登場しないのかあとか思いながら作業していたら,いつの間にかオペとかやっててビックラこきました(笑)

 

 さて今回は,『be made of』と『be made from』の違いについてのお話。では,例文を見てみましょう。

 

 A book is made of paper. →本は紙からできている。

  Wine is made from grapes. →ワインはぶどうからできている。

 

ってな感じで,『be made of』は見た目から判断できるときに使い,『be made from』は見た目から判断できないときに使い,学校や塾でもそう指導されると思います。

 別にそれでもいいと思うのですが,英語の本質を知っていたらもっといろんなことに応用できます。それは『from』っていう単語が否定を意味するときがあるってことです。

 

 代表的な使い方は『different from』とかですが,『be from』も実はそうで,~出身ということは,今いるとこではなくて,別のことから来たという否定の意味が入るのです。このように『from』には否定の意味があるってことを知っていたら,わざわざ覚えることが少なくなります。こういうことを教えてあげたら,今よりも少しは英語に興味を持つような生徒もいるかなと思うのですが,学校の英語教育は覚えなさいの一辺倒なので,英語が嫌になってしまう指導ですよね。

 

 これがひとつの代表的なものですが,学校の指導のほとんどがただ単に覚えなさいっていう指導なので,生徒の可能性を潰しまくっていると思うのですがいかがでしょう。