昨日の夜は寒かったですね。夜は秋になってきたのかもですが,昼間まだまだ真夏です。まさに,秋は名のみの日差しの強さ,ですよね( ´艸`)

 

 さて今回は,なぜか微分の定義式ってちゃんと説明されないというお話。毎年高校生に聞いたら,この式覚えとけと指導されるのだとか。控えめに言って狂ってますよね(笑)

 ご存知の通り,微分の定義式とはlimf(x+h)-f(x)/hですよね。って知るかって言われそうですが(笑)これを覚えろって言われて覚えれますか?

 

 これって元々は平均変化率いわゆる中学校までは変化の割合って呼ばれるものにlimかませるだけで,2点(x,f(x)),(x+h,f(x+h))の変化の割合は,f(x+h)-f(x)/(x+h)-xとなって,分母の(x+h)-xを計算するとhになるので,先述の式になるんですよね。ということは,教科書に書かれていたり,授業で紹介されている微分の定義式はあらかじめ分母が計算された式なんです。

 

  それをちゃんと説明すればいいだけですし,もっと言えば元々の成り立ちを説明してあげたら暗記せずに済むのに,なぜかそれが説明されないらしいのです。ずっと言っていますけど,現在の数学って,本質はほとんど説明されずに,ただ暗記しなさいと指導されることが多いみたいです。再び言いますが控え間に言って狂ってますよね( ´艸`)

 

 こんなんだから,全然数学が解けない生徒が多いんですよ。これって公務員としての職務を全うしていると言えるんですかね? これも前にもいいましたが,公務員ってことをちゃんと自覚してほしいものです。公僕でありながら,社会の足を引っ張っているやんって言われるかもですよね。