昨日はいつの間にかの寝落ち。朝まで電気がついたまま寝てました。別にそんな疲れることした覚えないのですがね(笑)

 

 さて今回は,ストックホルム症候群についてのお話。元ネタは昔ストックホルムの銀行に強盗が押し入り,その強盗が行員たちを人質に銀行に立てこもり,警察官たちとなんやかんややってる際,人質になった行員たちが強盗の味方をするようになった行動から,最近ではそれが転じて,自分に対し散々ひどいことをされていても,一つの優しさで全部を許すどころか,その人に対し実はいい人かもと思うようになるという意味にも使われます。わかりやすい例だと,DV男に苦しみながらも,その男性からちょっと優しい言葉をかけられるだけで,全部を許すどころか,プラスの感情を持つようになるっていうあれですね。

 

 この例からもわかるように,こういった感情になりやすいのは圧倒的に女性が多く,男性はあまり聞いたことありません。もちろん男性にもそういった面があるのかもしれませんが。

 

 それでこの感情をうまく使っているのが実は学校で,もしかして大学の講義や先生になってからの研修でこういった心理学を学んでいるのか?と疑いたくなるくらい,この心理をうまく使う先生が非常に多いのです。逆に素でやっているだとしたら,DV男と同じ性質だと言えるのかもですが(笑)

 

 女子中学生や女子高生に多いのが,いつもある先生に文句言ってて,かなりの嫌悪感を示していたにもかかわらず,ちょっと優しい言葉かけてもらったとか,ちょっとしたお菓子をもらったとかで,それまでの嫌悪は完全にチャラになり,逆にその先生に対し実はいい先生だという風に評価が変わることがあるのです。これいくつも目の当たりにしてるのでほんとビックリします。

 

 でもこれって恋と似ているのかもですね。いわゆる『いい人』はいい人どまりで,自分にとって『悪い人』の方に興味をそそられるっていう。いやあ、自分もこれをちゃんと勉強してたらだいぶモテたかもしれませんよね( ´艸`)