今日は皐月賞。群雄割拠ですね。しかも強い牝馬も出ますし頭が痛いです。今週も当たる気がしません(笑)。なら買わんやったらよかろうもんと言われそうですが,参加するのに意義があります。とか言いながら,先週の桜花賞ダメでしたけど何か? ゴール寸前までワクワクしてたのですが,最後に差されました・・・

 

 さて今回は,最近の大学入試事情に関するお話。

 

 はっきり言って,最近の大学入試は昔とは全然違います。もう学力で大学に行く時代は終わったかもです。つまりは推薦入試にほとんど移行してきています。

 

 では,推薦入試がそんなに大事なら定期試験で内申点取ればいいのかと思われそうですが,いやいや話はそう簡単ではありません。確かに内申点も必要ですが,今はそれよりも大事なことがあります。

 

 それは,学校のお勉強以外の活動ですね。

 

 例えば,ボランティアとか,何かを研究したとか,何かを商品開発したとか,自分の高校以外での活動に参加したとか,つまりは面接において,自分をアピールする材料を作るということです。

 

 んでほんとに驚くのが,現在の高校では推薦入試のためにそういった活動をしなさいと指導しているところがあります。具体的な例では,推薦入試のためにボランティア活動をしなさいと指導しているのです。ヤバいでしょ?(笑)。学校がボランティアを打算に使っているのです。

 

 つまりは,もう学校も推薦入試のためにシフトチェンジしているのです。ですから現在の高校ではSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)をはじめ,各学校で推薦入試のための活動を学校でやっています。これがちゃんと機能していたらいいのですが,実際は単なる遊びになっている場合が多いらしく,貸与されているタブレット使って調べているふりしてゲームしたり動画見たりしているみたいです。なんか学校が推薦入試のアリバイ作りをしている感じになっているのではと疑いたくなります。

 

 この入試形態が進むと,文系学部ならどうにかなるとは思いますが,理系でこれはどうなの?という感じですよね。理系学部のほとんどは基礎学力をちゃんと身につけてないと,使いものにならない可能性が高くなります。しかし,学校の先生のほとんどは文系学部出身(理学部もある意味文系)なので,そういったことを知らないんですよね。

 

 個人的な意見ですが,なんかこれって国力が下がる教育だと危惧しています。高校は本来基礎学力を上げるところであって推薦入試の対策をするところではないのです。しかし,この流れはおそらく止まないでしょうね。だって遊べますから,双方ウィンウィンなのかもです。