昨日,韓国語についてのお話をしましたが,今の中学生や高校生とかは結構韓国語知っているみたいですね。韓国語を教えてもらった高校生とは別の高校生からその話を聞きました。んでその高校生に自分が習った4つの韓国語の話をしたら鼻で笑われました(笑)。そんぐらい誰でも知ってますよ~って。マジか?って感じですよ。オイは今まで韓国語まったく知らなかったのに。

 

 さて今回は,三角形の面積の求め方のお話。中学生や高校生って意外と間違いが多いんですよね。実は意外というより当然という感もありますが。

 

 三角形の面積って小学生のときに,底辺×高さ÷2で習いますよね。これを,今でいうところのアップデートせずにそのままずっと使うんですよね。ですから間違います。

 

 どういうことかというと,÷2ってのを忘れてしまうんです。その間違いが圧倒的に多いのです。ですから中学生になってからは,1/2×底辺×高さと計算するよう指導すべきだと思うのですが,それをやっている中学生は経験上ほぼ皆無ですね。学校でそういった指導がまったくといっていいほどないのでしょう。ですからこちらではそうするよう指導します。

 

 三角形の面積の求め方は,1/2×底辺×高さの応用でいろんなバージョンがありますが,ヘロンの公式以外はほぼ1/2から始まります。ですから中学生のときから,三角形の面積の求め方は1/2から始まるということを徹底させた方がいいと思うのですが,その指導が学校ではないというのは悲しいです。また1/2から始まらないヘロンの公式にいたってはほぼ使わない(難関大学入試なら使う場合アリ)ですしね。

 

 これと同じようなものが角錐や円錐の体積の求め方もそうで,この場合は1/3から始めるということですね。一発勝負で丸をもらうには日ごろからの心掛けがほんと大事になってきます。

 

 算数や数学は基礎基本の徹底があるかないかで,そのうち大きな差と現れます。もっと言えば,算数や数学ができる人って特別な才能とかではなく(もちろんすごい才能持っている人もいますが),いかにその基礎基本ができているかだけなんですよね。その基礎基本ができているので次のステップに行ったときにその話がわかるし,逆に基礎基本ができていないと次のステップに行ったときにその話がわからない。実はそういうちょっとした差だけなんです。

 

 ですから算数や数学が苦手な人は,まず基礎基本の計算間違いをなくすという意識で勉強してほしいものです。