この秋のドラマでは『VIVANT』面白いですね。来週が最終回なのでネットではいろんな検証がされています。しかも第一話から復習できるようにまた観れるようになっており,作業しながら復習しています。

 

 さて今回は,みんな大好き区分求積法のお話。てかそもそも「区分求積法」って何?って人がほとんどですよね。この言葉を知っている人って,日本人の5%ぐらいじゃないですかね。しかもこれ知っている人って実は数Ⅲ(昔の教科書だと微分積分)をちゃんと学習した人(数Ⅲ履修していても数Ⅲに打ち負かされた人は覚えていないかも)なので,下手すれば5%いないかもです。

 

 区分求積法というのは積分のお話で,どっかからどっかまで積分するときに無数に等間隔に縦線入れたらほぼ長方形な図形がたくさんできますよね。そのたくさんの長方形足したらその区間の面積つまり積分されたことになりますよねという,例のアレです。この計算には,みんな大好きlimとかΣとかも出てきます。もちろん積分なので∫(インテグラル)も。ってほとんどの方がここまで読むのを断念されていると思いますが(笑)

 

 けど,こんな小難しい話をしているのですが,実はこれの根本のお話って長方形の面積であるところの縦×横ということなのです。ですから,長方形の面積を出せる人は全員理解できるお話なのです!って無理ですよね(笑)

 

 でも高校数学って結構そんなもんで,難しく見えるものでも根本的なことは実は簡単なものがほとんどなのですが,教科書には難しいことが書いてありますし,授業でも小難しいこと言われるしと,そんなことされると数学が嫌になりますよね。

 

 んで,その区分求積法なのですが,長崎県で有名な私立の進学校の数学の授業プリントが区分求積法三昧でその質問を受けまくったので自分も区分求積法三昧でした。その授業プリントの問題も有名な大学の過去問ばかりなので,こちらも頭を痛めている日々を送っています。

 

 でもこういった質問されると自分も精進できるのでありがたいですね。振り返ると今までも生徒の質問によっていろいろ勉強させられたなと思います。ほんと生徒によって自分が成長させられているんだと改めて実感できます。