ラチェットアンドクランクというゲームにハマって引きこもり生活に拍車が掛かっている、どーも僕です。
日々オモチロイもののR&Dに余念がない僕ですが、本日はケンタッキーフライドチキンの自宅での手軽な再現を目指してみた。
【背景】
・「坂上&指原のつぶれない店」というテレビ番組のケンタッキーフライドチキンの回を観た。
・賞味期限的限界を迎えようとしている手羽中肉と冷蔵庫で目が合った。
・YouTubeでケンタッキーフライドチキンを再現しようと試みる面白い動画を観た。
【材料】
・具材
国産鳥肉 手羽中 740g
・バッター液
全卵1個
牛乳100ml
・衣
薄力粉 100g
片栗粉 40g
にんにくパウダー 小さじ1程度
しょうがパウダー 小さじ1未満の目分量
パプリカパウダー 大さじ1程度
ホワイトペッパー 大さじ0.8程度
テーブルコショー 分量忘れた。が、ホワイトペッパーよりは少ない。
鶏ガラスープ顆粒 残り物全部。10gかそれ以下
ウェイパー スプーンで適当にこそいだ。10-20gと推測。
砂糖 小さじ1以下
塩 小さじ 0.7くらいか。重要なので少し揚げて確かめながら足すのが吉。
味の素 気の向くままに振った
【結果】
・ファミチキに近いものになった。
・フライドチキンでキッチンドランカーするとヤバい
・揚げたてはなんにせよくそ美味い
・しかしばたばたする歯医者の予約のある日にするものではない
・バッター液の温度の影響は全くわからない
・泥酔した
【考察】
・ハーブ系を入れないとケンタッキーフライドチキンぽくならないのかもしれない。
・手羽中は体積が小さいため今回のような衣とはバランスがイマイチかもしれない。
・肉に少しした味をつけたほうがいいかもしれない。
・にんにくパウダーとコショウとバッター液がファミチキたらしめているぽい。
・ファミチキやケンタッキーの衣のガリガリ感はバッター液でダマになったものをそのまま揚げた結果に出来るぽい。
【条件】
・一杯飲んでから調理開始
・一杯はバドワイザー350ml
・僕はケンタッキーフライドチキンに縁遠く、食した経験は5回以下
・うちのお子様3名様のお口に合うよう、ハーブ系はまずは排除した
・おおむね揚げる回数=飲んだ本数
【内容】
僕のフライドチキンの思い出は幼少期から高校まで、誕生日のごちそうとして出てきた実家のそれである。
実家のそれは日清のから揚げ粉で手羽元を揚げたもので、基本的に誕生日かクリスマスにしかお目にかかれないため、実質僕の誕生日プレゼントは日清のから揚げ粉であった(うちは誕生日プレゼントというものはなかった)。
そんな幼少期からの思い出補正から、フライドチキンといえば日清のから揚げ粉であり、結婚してからも魔法の粉と崇めて止まなかった。
しかし。拙いながら食の経験を重ねてきたモダンな僕は思った。
「魔法の粉、セロリの嫌なとこ出てない?」
そんな折、上記の背景と重なってフライドチキンの開発に着手することとなった。
冷蔵庫で目が合う、うだら子3兄弟の好きな手羽中。
在宅勤務日でゆうげの時間に余裕がある日(この時はそう思っていた)。
おもしろいYouTube。
僕は手羽中を手に取った。
まずは冷蔵庫から出して出来るだけタンパク質変性温度未満での高い温度へ。要は室温へ。
次にワタクシ的魔法の粉の製造(オニオンパウダー買い忘れた)。
バッター液は根拠はないが天ぷら衣に倣って使わない時にはできるだけ冷蔵庫に入れ、冷温を保ってみる。
ちなみにケンタッキーフライドチキンのバッター液は白いらしく、卵白のみ使用してるらしい。
何気に最近の僕は揚げ物の実績が良く、細い冷凍フライドポテトは間違いなく上手に揚げられるレベルに達している。
重要なのは投入時の油の温度は低くても良く、揚げ上がり時の温度は高くしないとダメだということだ。
最初は低くても時間をかければ火は通るし、逆に揚げ上がる時の温度が低いと油流れが悪くなってベタつく上にカリっともしない。
なので最初は低めで投入し、投入してから火力を上げて揚げあがるころに180度以上の高温になっていればいいのだ。
無論自己責任なので、揚げ物が苦手な方が失敗して僕に文句を言っても沙汰は無いので実験と割り切って試して欲しい。
個人的には深さが欲しいため、フライパンではなく揚げ用鍋。何故か大学進学時におかんに持たされた鍋。他に持たせるべきものがあったはずだと思う。
第1試作。