カラオケ店のテーブルで店のお姉ちゃんがストリップショー
をしている。その脇で女性たちが盛り上げてチップを請求
する。お姉ちゃんたちも男性陣で指名して選んだ相手。
ママさんが仕切っていて、途中でチェンジも出来る。
ストリップはギリギリまで頑張って、演技して、ペアの
男性を壇上にあげて一緒に踊ろうとする。
これもやんやの喝采となる。
店内でのプレイはこれぐらいまでと限られているらしい。
その後はママがやってきて料金交渉になる。
ショートとロング。ロングでUS$50-100くらい。タイでは
相場が1500バーツくらいからだろうか。要はおねえちゃんを
ここで買ってホテルにお持ち帰りするわけだ。
欧米人の出張者もよく連れ帰っている。これが5つ星ホテル
だっていうのにホテルも容認している。
いい女にあぶれたら、ホテルのディスコへ行ってみると
(バーが大抵併設されているから別に踊らなくてもいい)
カラオケで男を捕まえ損ねた女たちがたくさんいて、
ほっておいても向こうから声をかけてくる。
そこはフロントを通らなくてもいいのだから、そのまま
部屋へ直行できる。
東南アジアの女性たちはファッションにも気を使い、
眉だって細くして書いているし、日本のファッション雑誌を
回し読みしている。日本語歌詞の歌だって10曲は歌える。
欧米人は乱暴で、奴隷のようにエッチを仕掛けてくるので
嫌いだという。それでいてチップ払いも悪い。
女性達は大体20代に見える。郊外にたくさんの兄弟と
住んでいるケースもあり、一家の稼ぎ頭になっている。
男と一泊して帰ることでタクシー代も浮くし、収入にも
なる。これがODAといえるとは到底思えない。肯定論者では
ないが、ここまでセッティングされて、事情も知ると断りきれ
なくもなってくる。