取れるか、ではなく取るのだ | たけまさ公一「今日のたけまさ」

取れるか、ではなく取るのだ

昨夜の蕨での「たけまさ公一と語る会」では「ギターの音色を聞こう」ということで、ゲストの五十嵐さん、佐々木さんから都合6曲の演奏を聴く。芸術の秋である。
明けて今日は、浦和での第19回の「たけまさ公一と語る会」、テーマは「民主党は政権を取れる」である。
当初「取れるか!?」にしようと私が言ったら、世話人さんに「そんな弱気でどうする」と怒られた経緯がある。
冒頭このこと紹介し、「この党首選で野田に党首を変え、民主党をがらっと生まれ変わらせ、政権取りに向かうといいたかった」と切り出す。

党首選の顛末を話し、質問を受ける。
主な質問は、
「鳩菅は犬猿の仲か」
「新人候補発掘に力を入れるべし」
「サポーター制度で民意が反映されたのか」
「民主党の良いところは若い議員が多いこと、汚職利権にまみれていないこと」
「悪いところはそれゆえに、経験が浅く、謙虚さに欠ける」
「補選よりも今解散されるのが一番怖い」
「4候補は壇上で握手をして誰が代表になっても協力するといったではないか」
「今のようでは政権は取れない」
「各候補、グループの切磋琢磨でなく、泥試合を演じているから」
「鳩山代表でだめだから野田を応援したのなら、なぜ決選投票で菅に入れなかったのか」
「民主党衆議院議員の70%が3期生以下なのに、なぜ野田に結集できないのか」
「党首選挙のテーマは既得権益に対する利益誘導型政治との決別であったのに、党員サポーター集めではそれと逆行していたのではないか」
「決選投票で白紙投票できなかったのか」
「政権取った後のほうが苦しいがその準備はできているのか」など。

「なぜ決選投票で鳩山に投じたか」は、「過去2回の党首選挙で支持をしたこと。人間関係。昨年のテロ特措法での横路グループの対応は容認することはできないから」と答える。

50名を超える一人一人の参加者からは、「自民党がだめだから民主党に期待している。頑張れ!」という思いが伝わる中で、厳しい意見をたくさんもらった。感謝。

「柳沢大臣の更迭がなくなったとしたら、それは民主党のごたごたを見て、あえて公的資金注入で倒産・失業を覚悟で改革を行うという手を緩めたから」であり、「だから民主党がしっかりしなくてはいけない」「自らも仕切りなおしで頑張る」ことを伝え閉会。