サハリン視察 その2 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

サハリン視察 その2

たけまさ公一「今日のたけまさ 国会便り」 サハリンフォーラム1日目。
テーマは、「人的・文化交流」「経済」の2テーマ。

訪ロ前は、4島問題をめぐり激しい議論が行われてきた過去の会議のことを聞いていたので、拍子抜けするほど前向きな発言が続く。
もちろん、日本側の各発言者からは「4島問題が解決しない限り両国の交流はスムーズにいかない」という意味をこめての発言になる。

ロシア側からは、「領土問題はここで議論しないが」という前置きがつく。
私からは、「日ロ議員サッカーの話や日ロ議員連盟の交流などの話をする」。

明日は、政治をテーマに行う。
議長からも「ぐっすり寝て明日に備えよう」と提案が行われる。

たけまさ公一「今日のたけまさ 国会便り」 夕方、まちの市場を見る。主な値段は、以下の通り。
1キロあたり桃50、リンゴ40、バナナ35、トマト35、たまねぎ15各ルーブル(1ルーブル約4円)。
そのほか肉、魚、木イチゴ、モヤシ等を売っている。特に、肉より魚が多い。海に囲まれているゆえか。

ただし、地元で取れるのは「魚介類」のみ、その魚介類も他の州用、輸出用。
だから、この市場にあるのはほとんどが外部から持ってきたもの。

一方、サハリン州の人口は逓減を続け今や60万人を切っているが、韓国系の方が3万人いるといわれる。
戦後そのまま残った方も多い。自由市場の売り手にもそれとわかる人がいる。

ロシア側参加者以下の通り。

ルカベェツ (サハリン州国際・対外経済・地域間関係委員会議長)、
アンドレーエフ (連邦院議員補佐官)、
ミシコフ (サハリン州国立総合大学学長)、
スモリャンニコワ (「アルファバンク」サハリン支店長)、
カルロフ (サハリン州産業・貿易委員会議長)、
グレバ (サハリン州国際・対外経済・地域間関係委員会国際関係・儀典課長)、
イワノフ (国境警備庁ユジノ・サハリンスク支部長代行)、
ミトロヒン (ユジノ・サハリンスク経済法律情報大学助教授)、
プロコペンコ (サハリン国立総合大学学科主任)、
ティチェノク (サハリン州経済委員会副議長)、
フリードマン (サハリン州教育・文化・スポーツ局長)
シビルキン (サハリン州保健局長)、
ロギノフ (展望調査センター副所長)、
リャザノフ (サハリン国立総合大学国際学生クラブ議長)、
パザノフ (サハリン州議会副議長)、
ゾトフ (労働組合州組織議長)、
ヴィシネフスキー (「クリル」地区行政府在ユジノ・サハリンスク代表)
コスタノフ (公文書部長)、
オブザーバーとしてカストルノフ (在ユジノ・サハリンスク外交代表)