日本ーチェニジア戦 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

日本ーチェニジア戦

衆議院厚生労働委員会での健康保険法改正案の与党単独採決に備え、午前9時45分には通常の代議士会を行う第4控室に集合。
集まったのは1・2期生。「3期生以上でも法案に反対なら来るべきだ」との声も上がる。「至極もっとも」。

委員会室の前はテレビカメラが数台、部屋に入ると傍聴席は取材陣でびっしり。厚生労働大臣の答弁が続く。私も思わず、「国民に痛みを押し付けるな」と声を発する。
1割が、2割に、そして3割にと医療費の本人負担を上げる一方、医療の抜本改革が進まない。
医療事故対策も、気管内挿管も、そして1月のセラチア菌による世田谷区の院内感染対策も。
そう思うと、語気を強く発する。思うまもなく、委員長が質疑を打ち切り「採決」に。
しかし、委員会室は怒号と野次で委員長の声は聞こえない。しかし、与党議員は回りを見ながら3回起立を行い、「可決」。

国会周辺では、多くの団体の方が座り込みを行っている。
昼には、野党4党の集会に。参議院で「廃案に」と誓う。
代議士会では、党首から「解散に追い込もう」と強く訴えが行われる。本会議は開かれない。

午後3時30分、いよいよ日本ーチェニジア戦。
会館のテレビで観戦。前半は0対0。チェニジア選手の身体能力の高さに、ベルギー、ロシア戦より押されている印象を持つも、後半開始早々森嶋が1点。
地元大阪でまた新たなヒーローの誕生。日代わりで活躍する選手が変わるのは良い傾向。2点目は中田(英)。そして、終了。
念願の決勝トーナメント進出。18日に相手はトルコと。

4年前のフランス帰りの岡野・小野選手が凱旋報告に知事を訪問した祭に、県議会サッカー議連の役員として同席し、一緒に万歳をしたことを思いだした。
4年前は3敗。得点も中山の1点のみ。この4年の進歩。
それを支えているのはW杯開催を見据え10年前にJリーグをスタートさせた川淵さん、木之元さんはじめとする関係者の先見性とそのひたむきな力にあると思う。

鈴木宗男議員の逮捕許諾請求も来週国会に出されるとのこと。
19日の会期末から何日間延長されるのか。
いろいろありすぎた国会を一度閉じて臨時国会でしきりなおしと考えても、そうも行かないようだ。