「テレビ字幕普及法案」を衆議院に提出 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

「テレビ字幕普及法案」を衆議院に提出

衆議院総務委員会の一般質疑。
内容は、9月1日発生の「新宿雑居ビル火災」について。

9月13日は、消防庁長官への質疑でしたので、今日は総務大臣に聞いた。
特に、昨日の早朝、9月1日の「明星56ビル」から200メートルの距離にある歌舞伎町三洋ビルで火災があり、死傷者が出たことを冒頭で取り上げ、以下のようなポイントを質(ただ)した。

(1)違反事例には警告を行うべき(東京消防庁25010の違反件数に警告件数は39)
(2)告発にまで至らない理由は昭和49年消防法は改正され遡及適応(昔の建物、設備にも法律が及ぶ)したのに、建築基準法は結局改正できなかったことが響いているのではないか
(3)明星56ビル4階の「スーパールーズ」から4本の119番があったが、最初と最後には6分の時間がある。専門家も6分あれば逃げられると言っているので、2方向避難を建物の用途で義務付けるのではなく、歌舞伎町のような「地区」で義務付けるべきではないか
(4)雑居ビルだからこそ共同防火管理、そして統括防火管理者ということが大切である
(5)市町村消防と県・国消防の役割分担の必要性
(6)独立性の高い災害調査委員会の創設  以上。

たけまさ公一「今日のたけまさ 国会便り」 午後には、「聴覚障害者の利便の増進に資する字幕番組の提供の促進のための放送法及び有線テレビジョン放送法の一部を改正する法律案」を衆議院事務総長に提出。

昨年12月、党の政策募集にメールで応募してくれた同志社大学3年生の深田麗美さん親子も一緒。
深田さんは聴覚障害者で、何が大変だったかというと「勉強は大丈夫」「ただ、テレビ番組の話題についていけないことが残念」と笑顔で語ってくれた。
たけまさ公一「今日のたけまさ 国会便り」 お母さんも記者会見で、「昨年の大和撫子というドラマに字幕スーパーがあったので親子で楽しめた」とのこと。
お母さんもボランテイアでワープロ入力(会話を意訳する)が早くできるようになったとのことで、衆議院事務総長にもそのことを話していた。
法案の可決成立を目指す。