「景気」の話 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

「景気」の話

市内の盆踊りの会場を回ると、さまざまな意見を直接受ける。まず「景気」の話。
「景気がいよいよ悪い」「先行きが見えない」という声。

ある中小企業経営者の話、
「消費者を相手に商売している会社は売上の回収に困ることは少ないが、企業相手に商売している会社は、相手企業から回収できなくなるのではないかという疑心暗鬼で、今は商売を手控えようとなっている」
「そういう意味では企業の選別淘汰もやむをえない」とのこと。

しかし、不良債権の処理により大企業や大銀行のみを救済することのないようにしなくてはならない。
公平な運用が前提条件であると考える。
この秋、銀行への公的資金の再注入が言われ始めているが、民主党がすでに法案を提出しているように中小企業などにどの程度融資を行っているかの情報開示の義務化と、銀行経営者に責任を取らせることが同じく条件になる。

「盆踊り」の運営やおみこしの準備など、商店街の商店主が中心になっている。
「商店街は街の財産」と県議時代から訴えてきた。消防団やPTAもそうだ。
商店街対策は経済産業省中小企業庁に任せることなく、総務省が「コミュニテイー対策」として取り組む必要があることをあらためて思う「夏」である。