バブル経済を招いた原因 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

バブル経済を招いた原因

20日の東京株式市場の日経平均株価は前週比187円60銭安の1万1257円94銭 と、バブル後の最安値を更新した。

この日、民主党の参議院選挙総括を各ブロック別に選 出国会議員と党執行部と意見交換を行っていた。
午後3時30分からは、北関東と東京選 出の国会議員の時間。
携帯電話のニュースで先の株価を確認した私からは、「株価対策、 経済対策として早期の臨時国会開会を求める記者会見を行う等機敏な行動」を求めた。
さ らに、「大胆な都市政策の取り組み」「地方議員の充実」「各種団体へのアプローチ」の 必要性を発言した。
各議員からは、「小泉改革との違いを明確にできなかった」反省や、 「支援団体である労働組合との関係」について意見が出された。

最後に、私からは、臨時 国会の日程の確認を行うと、「自民党日銀法改正研究会が出そうとしている日銀総裁の任免権を首相に」という動きや、竹中大臣による「金融政策への政府の関与を強化させるこ と」「インフレターゲテイ ング(調整インフレへの誘導)」への民主党の対応を決めるべきとの意見が複数の党執行部から出された。

バブル経済を招いた原因として「景気加熱を冷やすため金利を上げたかったが、政府与党の圧力ででき なかった」という分析を日銀調査部の3名が個人の資格で発表(平成12年5月)してい る。
今なすべきことは、バブル経済を招いた反省にたち、アメリカのFRB(連邦制度準 備理事会)の独立性を見習うとともに、日銀政策決定会議や日銀理事に幅広い人材を登用 し、大胆で柔軟でそして確固とした金融政策を行うべきと考える。