行革評議会試案が発表 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

行革評議会試案が発表

行革評議会試案が発表された。
案の定、道路4公団の分割民営化を打ち出した。ほぼ民主党案に沿ったもの。
38兆円の債務を30年で償還できるとするもので、6つの道路運営会社に分割する内容。
民主党案の党内議論をさらに進める必要がある。

議員会館では、鮫島衆議院議員の呼びかけで「特別会計」の勉強会がスタート。
平成13年度、国の一般会計は82,7兆円。一方、37の特別会計は歳入390、9兆円、歳出373,0兆円。
一般会計と特別会計のダブり分(200兆円)を除いた250兆円の政府資金の流れの解明を特別会計から進めようというもの。
各特別会計は、財務省もノーチェックの各省庁独自のもの。
また、国会に出される特別会計の添付書類も「参考のために(財政法28条)」という程度の扱い。
又、各特別会計には「貨幣回収準備資金(造幣局特別会計)」のように、お金を自由に出し入れできる財布を持っている。

残念ながら、東京株式市場はバブル後の最安値をさらに更新した。
前日比269円51銭安の11126円92銭。
いよいよ、臨時国会の早期召集、閉会中の財務金融委員会開催を求めなければならない。