衆議院財務金融委員会 | たけまさ公一「今日のたけまさ」

衆議院財務金融委員会

午前中の参議院本会議では、日銀正副総裁人事案が可決、昨日の衆議院とともに同意が与えられ正式に就任となる。


衆議院財務金融委員会は大臣所信質疑。

午前3時間午後1時間の計4時間。

多くの議員が昨日の私の本会議質疑同様、新政権の財政規律が緩む点を指摘。

また、今月19日で交代する白川日銀総裁も出席。


夕方、安倍総理の記者会見はTPP交渉参加を正式表明。

3.2兆円の通商額の増加と農業生産額が3兆円減少するという政府試算を発表。

ただし、農業生産額の減少は何も手を打たなかった場合、交渉で例外が設けられな

かったことを想定。

参議院選挙での農業団体の主張については、自民党候補者の主張とともに、改めて検証されることと考える。

一方、私としては参加表明は歓迎。

ただし、日米首脳会談で米国への日本車の輸入関税撤廃について撤廃しないでも良いと約束したのではないかという疑念については安倍総理に引き続き質したい。

さらに、農産品の例外項目の獲得については与野党の垣根を越えて議員外交としても力を尽くす一方、21の交渉分野での懸念払しょくに、また、力強い成長分野としての農業国内対策についても実現に向け取り組みたい。